未発表のSONYの新型フラッグシップ・スマートフォン「Xperia 1 V(エクスペリア・ワン・マークファイブ)」の広告が香港で掲載されていることが明らかになりました。
SONYは2023年5月11日(日)に新製品発表会を予定しており、同発表会にてXperia 1 Vが正式発表されるものと見られます。
香港で掲載の「Xperia 1 V」広告ポスター
今回、香港で掲載されているというXperia 1 Vの広告ポスターの画像は、今ちょうど現地にいる「はやぽん」さんからいただきました。
見つけました https://t.co/aqWAuldaN6 pic.twitter.com/bFeBHTfeFa
— はやぽん (@Hayaponlog) April 30, 2023
広告から確認できるXperia 1 Vのデザインは、前モデル「Xperia 1 IV」同様にフラットな背面パネルとサイドフレームを使用しており、縦長の形状であることが分かります。
また、縦3列に並んだカメラモジュールのデザインもこれまでと同様で「ZEISS(ツァイス)」ロゴも確認できます。
一方、カメラ一つ一つはこれまでのものよりも大きくなっているように見えます。さらに、ポスターには「ONE for ALL LIGHTS」のキャッチコピーがあり、その下には中国語で「次世代の低ノイズセンサー(直訳)」とも書かれています。
このことから、より大型で高性能のセンサーを搭載していることが期待されます。
2022年は、他社がこぞってメインカメラに1インチの超大型センサーを採用する中で、Xperia 1 IVはミドルレンジ以下の1/1.7インチとあまりにも小さいセンサーを搭載したため、高いカメラ性能を求める多くのユーザーを落胆させました。今回、Xperia 1 Vがどのようなセンサーを採用しているかは不明ですが、名誉挽回となるでしょうか。
Xperia 1 VにはToFセンサーがない?
しかしながら、上掲のポスターで一点気になるのは、Xperia 1シリーズがこれまで搭載していたToFセンサーらしきものが確認できないことです。
ToF(Time Of Flight)センサーは、放射した光が対象物で反射し、戻ってくるまでの時間を測定することで、対象物との距離を正確に測るものです。
センサーサイズ拡大の代償に、今回ToFセンサーは不採用となった可能性がありますが、現時点で詳細は不明です。
発表会でどのような新技術が明らかになるのか、また他社フラッグシップと互角に戦える製品となっているのかも注目したいところ。新製品発表会は、日本時間2023年5月11日(日)から予定されています。
ソースおよび画像提供:「はやぽん」さん(Twitter)