シャオミが開発中と噂の新型タブレット「Xiaomi Pad 6」「Xiaomi Pad 6 Pro」(どちらも仮称)」と思われるスペックがリークされました。
中国の最有力リーカー「デジタルチャットステーション(数码问话站)」氏が伝えた内容を引用し、海外メディア「Gizmochina」が伝えています。
画面は5シリーズと同じく液晶の可能性も
デジタルチャットステーション氏は、中国のSNS「Weibo」にて以下の内容を投稿しています。
※Google翻訳による直訳のため、表現が不自然な可能性があります。
同氏は具体的な製品やメーカーの名称に触れていないものの、これまでのリークや認証情報などと照らし合わせると、Xiaomi Pad 6およびXiaomi Pad 6 Proについての内容である可能性は高いでしょう。
同氏によると、新たな二つのタブレット製品は、解像度2,880 x 1,080ピクセル(2Kを超えるQWXGA+相当)の11インチの画面を備えているとのこと。また、リフレッシュレートは120Hzまたは144Hzで、HDR10+とDolby Visionに対応するといいます。
SoCについては、SM8250AC(Snapdragon 870)およびSM8475(Snapdragon 8+ Gen 1)が採用されているとのことで、前者が通常モデルで後者がProモデルでしょう。
その他、最大12GBメモリと最大512GBストレージが提供され、67W急速充電対応の大容量バッテリーを搭載。「Xiaomi Pad 5」シリーズには無かった指紋センサーが備わっているとのことですが、どちらか一方なのか、あるいは両方に共通するスペックなのかは不明です。
ディスプレイの材質については現時点で不明とのことですが、コメントを付け加えて「液晶の可能性がある」と述べています。なお、5Gモデルの存在もまだ確認できていないとのことです。
2021年発表の前モデルXiaomi Pad 5およびXiaomi Pad 5 Proは、前者がSnapdragon 860、後者がSnapdragon 870をSoCにそれぞれ採用していました。今回の情報が事実なら、Xiaomi Pad 6シリーズは順当進化したスペックと言えそうです。
Xiaomi Pad 6シリーズのこれまでの情報
これまでの情報によれば、Xiaomi Pad 6シリーズは今年第二四半期の前半(4月~5月中旬頃)に発表される可能性があります。
▽Xiaomi Pad 6 / 6 Proが早ければ4月に発表か。無印モデルは日本発売も期待できる
Xiaomi Pad 6 Pro(コードネーム:liuqin)は、SoCにSnapdragon 8+ Gen 1や上記のディスプレイを採用している他、クアッドスピーカーを搭載していると伝えられています。
これに対して、Xiaomi Pad 6(コードネーム:pipa)は、SoCにSnapdragon 870を採用し、今回伝えられたようなスペックとなっているようです。
発売地域についてはProは中国のみとなる一方、無印は中国だけでなく、インドやグローバルでの発売も準備されているとのことです。Xiaomi Pad 5シリーズも無印のみが中国以外でも発売され、Proモデルは中国のみに留まりました。このことから考えるに、Xiaomi Pad 6シリーズも同様の展開が考えられてても不思議ではありません。
なお、シャオミの日本における商品展開は、日本独自商品を除いてグローバルに準拠します。そのため、Xiaomi Pad 5と同様にXiaomi Pad 6も日本で発売される可能性は十分考えられるでしょう。