シャオミは、2023年10月26日(木)に新型フラッグシップ「Xiaomi 14」シリーズを中国で発表することを明らかにしています。
同社は、これに先駆けて情報を解禁しており、Xiaomi 14シリーズのデザインやカメラスペック等が判明しています。
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デザインはXiaomi 13シリーズを踏襲
本日、中国のSNS「Weibo」にて公開された情報では、「Xiaomi 14」および「Xiaomi 14 Pro」の2機種が発表されることが明らかに。左が前者、右が後者と思われます。
この画像の露光量やコントラスト等を編集することで、よりはっきりとしたデザインが分かるようになります。

上掲の画像を編集したもの
全体的なデザインについては「Xiaomi 13」シリーズを踏襲。フラットなサイドフレームやスクエア型のカメラモジュールが採用されているようです。
Xiaomi 14は極細ベゼルのフラットスクリーン搭載
Xiaomi 14については、細部がよりはっきりと分かる画像が公開されており、トリプルカメラやフラットスクリーンを備えていることが分かります。
やはり全体的なデザインはXiaomi 13を踏襲しており、コンパクトなサイズ感となっているようです。
一方で、カメラモジュールはより大きくなっています。また、画面のベゼルが非常に細いことも印象的です。
メインカメラは1/1.31型。望遠はマクロ撮影も可能に
カメラについては、ライカ・ズミルックスレンズを備えた光学システムを搭載。
より大きな感光性能、より速いシャッター速度、より優れたぼかし、そしてより優れた夜景のパフォーマンスを発揮できるとのことです。
メインカメラには、広いダイナミックレンジを持つ1/1.31型の大きなセンサーを採用。よりリアルな色彩と豊かな光と影のディテールを表現でき、他の同サイズのセンサーよりも42%も消費電力が少ないといいます。
さらに、75mm(約3.2倍相当)の望遠カメラにはフローティングレンズ技術を採用。これはXiaomi 13 Proの望遠カメラでも採用されていた技術で、望遠カメラであるにもかかわらずマクロ撮影も可能にするものです。

Xiaomi 13 Proで筆者が撮影
Xiaomi 13はこの技術を採用していない一般的な望遠カメラとなっていたため、Xiaomi 14ではより撮影の幅が向上していることは間違いないでしょう。
Xiaomi 14のカメラ作例
さらにシャオミは、Xiaomi 14で撮られた作例も公開しています。
作例のウォーターマークから、メインカメラが焦点距離23mm、望遠カメラが焦点距離75mmとなっていることが分かります。また、レンズのF値はいずれも低く(=明るい)、メインカメラがf/1.6、望遠カメラがf/2.0となっています。
また、46mmはメインカメラによる2倍ズームと思われます。これらの作例から、広いダイナミックレンジや高い解像感を持ち、優れた色表現が可能であることが伺えます。圧縮されていない本の作例や、その他の作例はWeiboで直接ご確認ください。
また、75mmの望遠カメラについては、かつてないほどリアルな描写が可能と謳われています。
超広角カメラの作例については、まだ公開されていませんが、カメラモジュールの刻印を拡大することでスペックが明らかに。
刻印には「1:1.6-2.2/14-75 ASPH.」とあり、「1.6-2.2」はレンズF値、「14-75」は焦点距離を表していると思われます。
f/1.6はメインカメラ、f/2.0が望遠カメラと作例から判明しているため、超広角カメラはf/2.2で間違いないでしょう。また、超広角カメラの焦点距離が14mmであることが分かります。
以上の通りベースモデルであるXiaomi 14が高いカメラスペックを備えていることから、Xiaomi 14 Proはさらに優れたカメラスペックであると思われます。今後の情報公開にも期待しましょう。
新製品発表会は2023年10月26日(木)19時(日本時間20時)に予定されています。
ソース:Weibo