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サムスンが1インチの4億3200万画素イメージセンサーを開発中か。シャオミが採用の可能性も

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新たなリークによると、サムスンは1インチの4億3200万画素イメージセンサーを開発中のようです。

シャオミは、これまでもサムスンの超高画素センサーを積極的に採用してきたため、この新型センサーも採用するかもしれません。

新センサーはHW1およびHW2

海外メディア「GSMChina」の記事によれば、サムスンは二つの4億3200万画素センサー「ISOCELL HW1」および「ISOCELL HW2」を開発中とのことです。

ISOCELL HW1は、1/1.05インチという大きなセンサーサイズを持つだけでなく、4億3200万画素ものかつてない超高画素仕様となっているようです。

また、一つ一つのピクセルサイズは0.56μmと小さい一方、これまでの高画素センサーと同様に、複数のピクセルを融合するピクセルビニング技術で、感光性能を高めることができるでしょう。

ISOCELL HW2は、わずかに小さいながらも1/1.07インチの大きなセンサーです。解像度は同様に4億3200万画素であり、ピクセルサイズは0.5μとのこと。こちらもピクセルビニング技術を備えていると思われます。

これまで1インチ級のイメージセンサーと言えば、ソニーの「IMX 989」がその代名詞でした。このセンサーは、カメラ性能を重視したフラッグシップモデル「Xiaomi 13 Ultra」や「AQUOS R8 pro」等で採用されていることが知られています。

Xiaomi 13 Ultra

今回リークされた二つのセンサーが実際に製品化されるのであれば、フラッグシップ向けセンサーの競争は一段と激しいものとなるでしょう。

超高画素センサーの神髄はインセンサーズームにあり

なお、シャオミはサムスン製の高画素センサーを最も積極的に採用してきた企業です。

1億画素のセンサー「ISOCELL HMX」および「HM2」等は「Mi 11」シリーズや「Redmi Note 10 Pro」「Redmi Note 11 Pro 5G」等で広く採用されました。

Redmi Note 10 Pro

また、2億画素のセンサーとしては、1/1.22インチと大型の「ISOCELL HP1」が「Xiaomi 12T Pro」に採用。さらに1/1.4インチの「ISOCELL HP3(探索版)」は、9月に中国で発表された「Redmi Note 13 Pro / Pro+」で採用されました。

Redmi Note 13 Pro+

Redmi Note 13 Pro+は、超高画素を上手く使ったインセンサーズーム技術により、1倍だけでなく2倍・4倍いずれの撮影においても1200万画素での撮影が可能。非常に高いズーム性能を持ちます。

専用の望遠カメラによるズームではなく、あくまでメインカメラによるズームとなるため近距離での撮影も可能。別途で望遠カメラを設けるよりもむしろ汎用性が高く、実用的でもあることで注目を集めています。

実際にシャオミが4億3200万画素のイメージセンサーを採用するのであれば、メインカメラのインセンサーズームによる遠距離撮影機能はさらに進化するでしょう。新たなセンサーの登場を楽しみに待ちたいと思います。

ソース(情報元):X(@Tech_Reve)

ソース(経由):GSMChinaXiaomiui

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やずX

Xiaomiモノづくり研究所研究員(2022年〜)で、スマホの専門家。スマホを実際に使って評価しています。ニュース記事は、信頼性の高いソースを元に独自の視点を加えて書いています。 ↓X(Twitter)でも情報発信中!

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