シャオミは「Redmi Note 13 Pro」シリーズを、2023年9月21日(木)19時(日本時間20時)に中国にて発表すると明らかにしています。
これに先駆け、RedmiブランドのWeibo(中国のSNS)公式アカウントは、徐々に情報を公開しています。
Proは新SoC「Snapdragon 7s Gen 2」搭載
Redmi Note 13 Pro+についてはメディアテック製「Dimensity 7200-Ultra」を搭載することが以前の情報で明らかになっていました。
新たに明かされた情報によると、Redmi Note 13 Proはクアルコム製「Snapdragon 7s Gen 2」を搭載しています。
この新しいSoCは、Redmi Note 13 Proが初搭載機種となります。
詳細については、中国の有力リーカー「デジタルチャットステーション(数码问话站)」氏が伝えており、サムスン4nmプロセスで製造。周波数は2.4GHzであり、「Snapdragon 7+ Gen 2」よりも下位のSoCとのことです。
Pro+ではなくProに採用されている点からも、Dimensity 7200-Ultraよりも全体的な処理性能は劣るSoCと推測されます。
また、正直なところ評判の良くないサムスン4nmプロセスで製造されていることも懸念点でしょう。サムスンの名誉挽回となれば良いのですが......。
進化した2億画素カメラ派4倍のロスレスズーム等が可能に
Redmi Note 13 Proシリーズのカメラ性能についても詳細が明らかにされています。
既にメインカメラにはサムスン製の2億画素センサー「ISOCELL HP3」の搭載が明らかにされていましたが、加えてOIS(光学式手振れ補正)やガラスレンズを含む7層のレンズを搭載しているとのことです。
また、今回特別に最適化が加えられた2億画素モードでは、これまでにないほど細部まで鮮明な写真が撮影でき、競合他社より35%速く撮影できるとPRされています。
さらに通常のズームもパワーアップ。2億の画素から切り出すインセンサーズーム技術により、2倍だけでなく4倍でもロスレスズームが可能といいます。
一般的なスマートフォンのデジタルズームで4倍まで拡大すると、かなり粗い画質になってしまうのが当たり前なので、これは画期的な技術と言えるでしょう。
さらに、Pro+では高ISOと低ISOを融合することで、ダイナミックレンジを拡大。ハイライトは露出過度にならず、暗所の細部もより鮮明に撮れると謳われています。
様々なカメラ面のイノベーションが加えられたRedmi Note 13 Proシリーズの正式発表に期待しましょう。新製品発表会は2023年9月21日(木)19時(日本時間20時)に予定されています。