シャオミのサブブランドRedmiの次期フラッグシップ「Redmi K70」シリーズでは、SoCに「Snapdragon 8 Gen 2」および「Snapdragon 8 Gen 3(仮称)」が採用されているようです。
中国の最有力リーカー「デジタルチャットステーション(数码问话站)」氏が伝えています。
新型モデルは「フェルメール」と「マネ」
同氏は2つの新型モデルについての情報を中国のSNS「Weibo」にて投稿しています。
これには、Redmi K70シリーズと考えられる「vermeer(フェルメール)」および「manet(マネ)」の2つのコードネームが記載されています。
フェルメールおよびマネ(モネとはまた別の人物)は世界的に知られる画家ですが、今月中国で発表された「Redmi K60 Ultra」には同じく著名な画家である「corot(コロー)」というコードネームが付けられています。このことから、フェルメールおよびマネがRedmi K60 Ultraの方向性を引き継ぐモデルであることは明らかでしょう。

Redmi K60 Ultra(corot)
また、同氏が伝えた内容によれば、フェルメールは「SM8550」、マネは「SM8650」とあります。SM8550はSnapdragon 8 Gen 2のコードネームであり、SM8650はその後継にあたるSnapdragon 8 Gen 3のコードネームと考えられます。このことから、両機種とも非常に高いパフォーマンスを発揮することが期待されます。
その他、TCL CSOT(TCL華星光電技術)製の2Kディスプレイ、3倍の望遠カメラを搭載。さらに、それぞれ90W、120Wの無線充電に対応した5,500mAh前後のバッテリーを搭載しているとのことです。
Redmi KはPOCO Fとしてグローバル発売されるのが通例
シャオミ最大級の非公式コミュニティ「Xiaomiui」は、フェルメールが「Redmi K70 Pro」と予想しています。これが正しいとすれば、より高いスペックのマネが「Redmi K70 Pro+」あるいは「Redmi K70 Ultra」といった名称になると考えられます。
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もしくは、フェルメールが「Redmi K70」であり、モネが「Redmi K70 Pro」という可能性も考えられるでしょう。いずれにせよ、これまでのRedmi Kシリーズ同様どちらも非常に高いコストパフォーマンスのスマートフォンとなることが期待されます。
なお、Xiaomiuiによれば、Redmi K70シリーズと見られる3つの型番「23117RK66C」「2311DRK48C」「23113RKC6C」がIMEIデータベースに登録されています。
一方、これらのグローバルモデルとしては2つの型番「2311DRK48G」「23113RKC6G」が登録。前者が「POCO F6(仮称)」、後者が「POCO F6 Pro(仮称)」として発表されるものと予想されます。今年シャオミは日本でPOCOブランドの製品を発売していませんが、来年は是非ともこれらのモデルの発売を期待したいものです。
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ソース:Weibo