シャオミは、2023年8月14日に新型ハイエンドスマートフォン「Redmi K60 Ultra」を発表することを明らかにしています。
これに先駆けてシャオミは本機のプロモーションを開始しており、そのデザインや防水性能、ディスプレイスペック等の情報が公開されています。
高級感ある筐体デザイン。防塵防水はIP68!
Redmi K60 UltraはMediaTek製SOC「Dimenstiy 9200+」を搭載するハイエンドスマートフォンです。
本日、シャオミは中国のSNS「Weibo」の公式アカウントにて、その筐体デザインと防塵防水性能を明らかにしました。
防塵防水性能はIP68です。2桁の数字は前が防塵、後が防水性能を表しており、一般的なスマートフォンとしては防塵・防水ともに最高レベル。粉塵の侵入が完全に防護され、水深1.5メートルの環境で30分間の通常使用が可能となっています。
Redmi K60 Ultraはグローバルおよび日本向けの型番も確認されており、これらは「Xiaomi 13T Pro(仮称)」として発表される可能性が高いと考えられます。Xiaomi 13T ProもIP68の防塵防水性能を引き継ぐのであれば、ついに待望のIP68防塵防水+おサイフケータイを備えたシャオミのハイエンドモデルが日本で発売される可能性があります。
▽【超朗報】Xiaomi 13T / 13T Proどちらも日本で発売か。期待のハイエンドモデル
また、公開された筐体はグリーンとブラックの2色。前者はセラミックの質感、後者はカーボンファイバーの質感とのことです。
また、サイドフレームは角ばった形状を採用し、高級感ある雰囲気をまとっています。
その他、カメラモジュールには「50MP」とあり、メインカメラに5,000万画素のイメージセンサーを採用していることは間違いないでしょう。また、その下には「1.7-2.4 / 15-24MM」の刻印も確認でき、前半分がF値、後半分が焦点距離を表していると思われます。
このことから、F値が低い(=明るい)方のf/1.7、長い焦点距離24mmがメインカメラ(広角)。F値が高い方のf/2.4、短い焦点距離15mmが超広角カメラのスペックを示していると考えられます。
フラッグシップディスプレイ+超大容量
その他、ディスプレイのスペックやメモリ/ストレージ性能も明らかにされました。
ディスプレイは最大144Hzと非常に高いリフレッシュレートを持つことが既に明らかにされていましたが、解像度も1.5K相当と非常に高くなっています。さらに、発光材料にはSamsung製「E6」と同クラスの優れた品質を持つとされるTCL製「C7」を採用しています。また、この発光材料は「Xiaomi 13 Ultra」のディスプレイでも採用されています。
それだけでなく、ピーク輝度は2,600nitsと極めて高く、暗所での画面のちらつきを強力に抑える2,880Hz高周波PWM調光に対応。少なくともこのスペックを見る限り、フラッグシップ「級」ではなく、まぎれもないフラッグシップのディスプレイです。
また、メモリ/ストレージについては24GBメモリ、1TBストレージの超大容量版が用意されているとのこと。メモリ容量についてはストレージから転用する仮想メモリも含めた数値の可能性がありますが、それでも16GBメモリ+8GB仮想メモリといった内訳が考えられ、十分に大容量と言えるでしょう。
コスパ重視のハイエンドから、ほぼフラッグシップと言えそうなモデルになっていそうなRedmi K60 Ultraに期待が高まります。新製品発表会は、中国にて2023年8月14日20時(日本時間)から予定されています。
ソース:Weibo