シャオミは2023年8月14日に新型折りたたみスマートフォン「Xiaomi MIX Fold 3」を発表することが明らかにされています。
これに先駆けてシャオミは本機のプロモーションを開始しており、今回新たなヒンジ構造やバッテリー性能などの情報が公開されました。
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新たなヒンジ技術を採用
Xiaomi MIX Fold 3では、これまでの水滴型ヒンジに代わって新技術の「キール型ヒンジ」を採用しています。
キール(竜骨)とは、船体の底部にあって、中心線に平行に船の全長にわたって通されている構造部材のことです。
これには高耐摩耗性カーボンセラミック鋼を使用しており、耐摩耗性は4倍に向上したとのこと。また、1,800MPsの高張力鋼でスクリーンを包み込むように保護。50万回折り曲げても安心だと謳っています。
その他、その優れた強度により45°~135°の大きな角度で自由に固定できるとのこと。前モデル「Xiaomi MIX Fold 2」は薄型軽量デザインで好評を博しましたが、Xiaomi MIX Fold 3ではさらに耐久性も向上とのことで、より期待が高まります。
カメラとバッテリーでも技術革新
さらにXiaomi MIX Fold 3のカメラや、バッテリー性能についてもいくつかの情報が明らかになりました。
カメラについてはLEICA(ライカ)の監修を受けたクアッドカメラを搭載し、広い焦点距離で優れた画質を発揮できるとのこと。具体的にはOISとライカ・ズミクロンレンズを備えた3.2倍の望遠カメラと、5倍のペリスコープカメラを備えているようです。
また、バッテリーについては、2つのバッテリーおよび3つの「Surge」チップにより、優れたバッテリー持続を実現。最大1.34日の使用が可能とのことです。
折りたたみスマートフォンはその構造上、どうしてもバッテリー持続がネックになりやすいのですが、これが事実なら通常のスマートフォンと変わらないかそれ以上のバッテリー性能を持っているようです。
新たな技術革新が気になるシャオミの新製品発表会は、中国にて2023年8月14日20時(日本時間)からされています。
中国外にも向けてYouTubeでも配信されるとのことですが、これまでの情報によれば、Xiaomi MIX Fold 3らしき中国外向けの型番やファームウェアは確認されていないため、グローバル向けにも発表はするが発売はしないという可能性が高そうです。
ソース:Weibo