シャオミは、新型折りたたみスマートフォン「Xiaomi MIX Fold 3」を中国にて2023年8月14日に発表すると明らかにしました。
また、本機のデザインやハードウェアが分かるレンダリング画像と、プロモーションビデオが公開されています。
全体像が分かる画像が公開
シャオミは、2023年8月14日20時(日本時間)から雷軍CEOによる2023年度年次公演を行うと予告していますが、Xiaomi MIX Fold 3も同日に発表されると明らかにされました。
これに先駆けてXiaomi MIX Fold 3の複数のレンダリング画像が、雷軍CEOのX(Twitter)アカウントや、Weiboのシャオミ公式アカウント等で公開されています。
この画像から、背面に4つのカメラを備えた横長のカメラモジュールが確認できます。また、モジュールにはLEICA(ライカ)ロゴや、LEDライトも配されていることが分かります。
その他、ブラックとゴールドの2つのカラーがあり、前者はレザーのような質感となっています。どちらもプレミアムな雰囲気をまとっていますが、非常に薄い設計になっていることも伺えます。
また、プロモーションビデオも公開されているので、是非ご覧ください。
Vision expanded. #XiaomiMIXFold3 coming August 14th, 19:00 (GMT+8). #XiaomiLaunchAugust2023 pic.twitter.com/YXiiv9jMaS
— Lei Jun (@leijun) August 9, 2023
f/2.9、115mmのペリスコープカメラ搭載か
公開されたレンダリング画像を細かく見ていくと、本機のスペックやハードウェアを一部確認することができます。
リアカメラはクアッド構成となっていますが、上部右側のカメラは四角形となっているため遠距離撮影用のペリスコープカメラと思われます。

カメラモジュール
また、LEICAロゴの下には「SUMMICRON」の印字があり、ライカ・ズミクロンレンズを備えているものと思われます。

カメラモジュールの印字
さらに、本機のF値および焦点距離らしき数字が印字されています。
F値はレンズの口径を示し、数値が低いほど明るく写ります。前半の「1:1.8 - 2.9」がリアカメラのF値を示していると思われますが、前述のペリスコープはその他のカメラと比べF値を低くすることが難しいため、f/2.9がペリスコープのF値と思われます。
また、後半の「15 -115」が焦点距離を示していると思われ、このことから超広角が15mm、ペリスコープが115mmと推測されます。なお、「Xiaomi 13 Ultra」のペリスコープは120mmとなっているため、Xiaomi MIX Foldは少しだけ焦点距離が短くなっているようです。
その他、内側のメインディスプレイの左上隅にはパンチホールがあり、カメラが備わっているようです。なお、前モデル「Xiaomi MIX Fold 2」のメインディスプレイにはカメラがありませんでした。

内側にインカメラがあるのが確認できる
以上、公開された画像から分かるスペック・ハードウェア情報でした。今後、新製品発表会に向けて徐々に情報が公開されることでしょう。
なお、X(Twitter)でもプロモーションが行われていますが、現時点で本機の中国外向けの型番やファームウェアの情報は確認されていないため、「中国外向けにもプロモーションは行うが販売は中国だけ」というパターンの可能性が高いと考えられます。