シャオミは、「Redmi K60 Ultra(Redmi K60 至尊版)」を今月に中国で発表する予定です。
すでに「Dimensity 9200+」をSoCに採用していることが明らかにされていましたが、さらにディスプレイ性能も明らかになりました。詳細は以下から。
原神を1.5K解像度で楽しめるスマホに?
シャオミのサブブランド「Redmi」のWeiboアカウントの投稿によれば、Redmi K60 Ultraには、前モデル「Redmi K50 Ultra」と同様の1.5K解像度の有機ELディスプレイが搭載されます。しかし、リフレッシュレートは120Hzから144Hzにアップグレードされており、これによりパネルの滑らかさが向上。最高の体験を提供できるとのことです。
また、独立したグラフィックチップ「Pixelworks X7」により、ゲームの解像度を1.5K相当にアップスケーリング。Redmiは「大作RPG」でもそれが可能としていますが、これまで通りならこのRPGゲームは「原神」を意味していると思われます。これが事実なら原神をこれまでにない最高クラスの画質で楽しめるスマートフォンになりそうです。
さらに自社開発の「フューリアス・エンジン(狂暴引擎)2.0」により、100以上のゲームでフレームを補完し実質144Hzリフレッシュレートで楽しめるとのこと。画質向上と非常に高いリフレッシュレートの組み合わせにより、これまでにない優れたゲーム体験が期待できます。
Xiaomi 13T ProはRedmi K60 Ultraの実質上位版か
これまでの情報によれば、Redmi K60 Ultraはグローバルでは「Xiaomi 13T Pro」として発売されると思われます。シャオミ最大級の非公式コミュニティ「Xiaomiui」によれば、コードネームは「corot」と「corot_pro」の2つが確認できており、前者がRedmi K60 Ultra、後者がXiaomi 13T Proとのことです。
2つのコードネームがあるということは、スペックが若干異なることを示唆しています。前モデルのRedmi K50 Ultra=Xiaomi 12T Proはメインカメラが異なり、後者の方が強力なセンサーを備えていました。このことから、Xiaomi 13T ProはRedmi K60 Ultraよりも優れたメインカメラを備えている可能性があります。
なお、XiaomiuiによればXiaomi 13T Proは9月1日にグローバル発表されると伝えています。