シャオミは新型のハイエンドタブレット「Xiaomi Pad 6」の日本発売を準備しているようです。
同製品のグローバル版ファームウェア(ROM)で技術基準適合証明(いわゆる技適)が確認されました。
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グローバルROMに技適あり
今回、Xiaomi Pad 6に技適がある事を確認したのは、Twitterやご自身のブログで情報を発信している「ミ田(みた)」氏(Twitter:@mita_98_、ブログ:ROM焼き試験場)です。
Xiaomi pad 6 技適あり pic.twitter.com/OfVOf2otzI
— ミ🍜田(みた) (@mita_98_) July 7, 2023
同氏に直接お話を伺ったところ、中国版をグローバル版ROMに書き換えると認証情報に技適が表示されたとのこと。ツイートに添付された画像から、電波法(Rマーク)に基づく「018-230080」、および電気通信事業法(Tマーク)に基づく「D23-0012018」の二つの番号を確認することができます。
シャオミは間もなくグローバル市場でXiaomi Pad 6を発売すると見られていますが、同製品の技適取得が確認されたことから、日本でも発売される可能性が高いと言えるでしょう。
Xiaomi Pad 6の主な特徴は以下の通りです。
Xiaomi Pad 6の主な特徴
Xiaomi Pad 6は、今年4月に中国で発表されました。SoCは「Snapdragon 870」を採用しており、AnTuTuベンチマーク(Ver.9)で約70万点台の性能を持ちます。
ディスプレイは11インチの大型液晶で、解像度は2.8K(2880x1800)。144Hzの高リフレッシュレートにも対応しており、ピーク輝度は550nitsです。
また、DCI-P3広色域や100億色の色表現、Dolby Visionに対応。TÜV Rheinlandによるハードウェアレベルの低ブルーライト認証、ダブルアイプロテクション認証を受けており、適切に目を保護できると謳っています。
バッテリーは8840mAhの大容量で、33Wの急速充電に対応。リアカメラは1300万画素で、インカメラは800万画素となっています。その他、Dolby Atomos対応のクアッドスピーカーを搭載し、Bluetooth 5.3やUSB3.2 Gen 1に対応。OSは、Android 13ベースのMIUI 14です。
筐体は、一体型の薄型メタルボディを採用し重量は490g。寸法は、縦253.95mm、横165.18mm、厚み6.51mmで、カラーバリエーションは黑色(ブラック)、金色(ゴールド)、远山蓝(ブルー)の3色です。
中国での初回販売価格は以下の通りです。
無印 | Pro |
6+128GB: 1899元(約3.8万円) 8+128GB: 1999元(約4万円) 8+256GB: 2299元(約4.6万円) | 8+128GB: 2399元(約4.8万円) 8+256GB: 2699元(約5.4万円) 12+256GB: 2999元(約6万円) 12+512GB: 3299元(約6.6万円) |
また、専用スマートキーボードが599元(約1.2万円)、スマートペンが449元(約8,900円)で販売されています。
キーボードについては、効率的な入力を可能にする64個のキーや、自動調整可能なバックライトを搭載し、110°~165°の広い角度を無段階に調整可能とのこと。さらにジェスチャー操作も可能なタッチパッドや、スマートフォンのコンテンツをタブレットに素早く転送することができるNFCも搭載。また、ナノレベルの微細なホワイトレザー繊維は、汚れとシミに強い耐性があると謳われています。
ペンについては、たったの5gと軽量で扱いやすく、4096段階の筆圧感知で実際に紙に書いているような書き心地を実現。遅延も前世代と比較して40%も削減されているとのこと。さらに、たった1分間の充電で7時間、満充電で150時間の連続筆記ができるといいます。
前世代よりも強化されたスマートペンとスマートタッチキーボードが用意されたXiaomi Pad 6シリーズ。動画や読書といったコンテンツを楽しむだけでなく、頼もしい作業用デバイスになりそうです。
ソース:Twitter