シャオミ公式のMIUIサーバーから「Xiaomi 14」および「Xiaomi 14 Pro」の情報が明らかになりました。
シャオミ最大級の非公式コミュニティ「Xiaomiui」が伝えています。
Xiaomi 14シリーズのテストが始まっている
Xiaomiuiは、MIUIサーバーから得たテスト段階のファームウェア(ROM)の情報を明らかにしています。シャオミの端末は独自のカスタムOS「MIUI」で動作するため、MIUIサーバーから発表前の端末の情報が得られます。
これによればコードネーム「houji」がXiaomi 14、「shennong」がXiaomi 14 Proとのこと。また、nameおよびversionには中国版が「V23.4.25」、グローバル版が「V23.4.27」と記載されています。すなわち、中国版は今年4月25日、グローバル版は4月27日にテストが開始されたことを示しています。

Xiaomi 14 中国版(画像出展:Xiaomiui)

Xiaomi 14 Pro 中国版(画像出展:Xiaomiui)

Xiaomi 14 グローバル版(画像出展:Xiaomiui)

Xiaomi 14 Pro グローバル版(画像出展:Xiaomiui)
また、いずれもcodebaseに「14.0」と記載されており、Android 14で動作していることを示唆しています。これについてXiaomiuiは、Android 14をベースとしたシャオミ独自の次期カスタムOS「MIUI 15」が搭載されるとしています。
なお、「houji」と「shennong」のコードネームは、どちらも中国の神話上の人物を意味しています。シャオミはフラッグシップモデルに神話に関連したコードネームを付けることが多いため、これらがXiaomi 14シリーズをものであるという主張には説得力があります。
Xiaomi 14シリーズの発売地域とスペック、発表時期
製品の型番については、Xiaomi 14が「23127PN0CC」 と「23127PN0CG」、Xiaomi 14 Proが「23116PN5BC」と「23116PN5BG」とのことです。末尾のアルファベットは発売地域を意味しており、「C」=中国、「G」=グローバルです。
中国以外の具体的な発売地域については、Xiaomi 14がヨーロッパ、トルコ、ロシア、台湾等。Xiaomi 14 Proがヨーロッパ、インド、トルコ等であり、いずれも日本では発売されないとのこと。これまでもシャオミは、ハイエンドではTの付く廉価シリーズしか日本展開していないため、既定路線と言えるでしょう。
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スペックについては、Qualcommが年末頃に発表するであろう「Snapdragon 8 Gen 3(仮称)」チップを搭載し、優れたパフォーマンスを発揮することが期待されます。またXiaomiuiは、シャオミ初の4K解像度の動画を撮影できるフロントカメラを備えていると伝えています。
これまで通りなら、Xiaomi 14シリーズは年末(11月あるいは12月)頃に中国では発表され、翌年第1四半期にグローバルで発表されるでしょう。
ソース:Xiaomiui