Xiaomi最新情報

さらばマクロ!今後Redmiブランドではメイン+超広角のデュアルカメラを採用か

本記事は広告・アフィリエイトプログラムで収益を得ています。あらかじめご了承ください。

今後、シャオミのサブブランド「Redmi」のスマートフォンは、マクロカメラを搭載せずデュアルカメラ(メイン+超広角)を主に採用するようです。

中国の最有力リーカー「デジタルチャットステーション(数码问话站)」氏の投稿を引用して、シャオミ最大級の非公式コミュニティ「Xiaomiui」が伝えています。

役に立たないマクロカメラが消える?

ここ最近のRedmiブランドのスマートフォンの多くはトリプルカメラを備えており、その構成は比較的大きなセンサーのメイン、小さいセンサーの超広角に加えて、低画素のマクロあるいは深度センサーでした。多くの場合、こうしたマクロカメラや深度センサーは数をアピールするために搭載されており、効果が不明あるいは低画素過ぎて使い物にならないものでした。

要するに「使えるカメラ」+「ある程度使えるカメラ」+「役に立たない装飾」という構成です。

Redmi K60 Pro(メイン+超広角+マクロの構成)

Xiaomiuiは、デジタルチャットステーションが中国のSNS「Weibo」で伝えた内容を引用し、今後のRedmiブランドのスマートフォンは深度センサーやマクロカメラを搭載せず、メイン+超広角のデュアルカメラを備えるといいます。

※Google翻訳による直訳のため、表現が不自然な可能性があります。

同氏の投稿をよく見ると、Redmiブランドのミドルおよびハイエンドシリーズについて言及しているようです。つまりミドルレンジ=「Redmi Note」、ハイエンド=「Redmi K」の両シリーズのことを指しているのでしょう。さらに同氏は、これらのシリーズの下位モデルと述べており、「Pro」や「Pro+」のつかない無印モデルについて言及していると思われます。

したがって、上位機種においては3つ以上のカメラを備える可能性があります。しかし、下位モデルで事実上の「装飾」を廃しておいて、上位モデルでは搭載するというのもよく分からない話なので、上位機種でもデュアルカメラ、あるいは有用な(つまり望遠)カメラを加えたトリプルカメラを搭載するのかもしれません。

一方「役に立つ」マクロカメラもあった

実質的に意味のないカメラがなくなり、そのコストが他のカメラに回るか、あるいは製品の価格が下がるのであれば、多くのユーザーにとって有益でしょう。近年、Redmi NoteやRedmi KシリーズではOIS(光学式手振れ補正)を備える機種が増えてきていますが、こうした意味のある改善は歓迎。また、かつてRedmi K20およびK30シリーズのProモデルで搭載していた望遠カメラが復活するのであれば、さらに大歓迎です。

一方、かつての一部の機種では「有用な」マクロカメラを搭載している機種もありました。その代表例が日本でも発売された「Redmi Note 10 Pro」です。

本機には200万画素という低画質のマクロカメラではなく、実用レベルの500万画素マクロカメラが搭載されていました。

Redmi Note 10 Proのマクロカメラで撮影

200万画素のマクロカメラは、解像感も粗くノイズも多いという代物ですが、Redmi Note 10 Proのマクロカメラは比較的綺麗で細かい描写が可能でした。

こうした意味のあるマクロカメラが今後も望めないというのは、少し寂しい話でもあります。

ソース:Xiaomiui

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

やずX

Xiaomiモノづくり研究所研究員(2022年〜)。スマホ黎明期の2010年頃からスマホ情報を収集し、今では年間20台前後のスマホでカメラ中心に検証。最新スマホ情報・スマホお得情報をお届けします! ↓X(Twitter)でも情報を発信しているので、是非フォローしてください。

オススメ記事

-Xiaomi最新情報
-, ,