Redmi K60 Ultraとされるケース画像(画像出展:Xiaomiui)
シャオミが準備中と見られるハイエンドスマートフォン「Redmi K60 Ultra(仮称)」が7月末にも発表される可能性があります。また、これに合わせて新型タブレット「Redmi Pad 2(仮称)」も発表される可能性があります。
シャオミ最大級の非公式コミュニティ「Xiaomiui」が伝えています。
ファームウェアが既に発売できる状態に
Xiaomiuiによれば、シャオミ公式のMIUIサーバーでRedmi K60 Ultraと見られる製品版ファームウェアが確認できたとのことです。シャオミの端末は独自のカスタムOS「MIUI」で動作するため、MIUIサーバーから発表前の端末の情報が得られます。

画像出展:Xiaomiui
「corot(コロー。フランスの画家)」のコードネームを持つこのモデルのファームウェア番号は「V14.0.1.0.TMLCNXM」で、V14.0.に続く数値が1となっていることは既に発売できる状態であることを表しています。
corotことRedmi K60 Ultraは、MediaTek製の新型SoC「Dimensity 9200+」を搭載しており、グローバルでは「Xiaomi 13T Pro」として発売されるという噂があります。
さらに、Xiaomiuiは「xun(シュン、塤。中国の楽器)」のコードネームを持つ「V14.0.1.0.TMUCNXM」の存在も伝えています。

画像出展:Xiaomiui
このファームウェアもV14.0.に続く数値が1であるため、既に発売できる状態にあると考えられます。この製品はMediaTek製SoC「Helio G99」あるいはQualcomm製「Snapdragon 680」を搭載しているRedmi Pad 2と噂されています。
また、この二つのファームウェアが完成状態にあるということは、両者が同時に発表される可能性が高いことも示しています。Xiaomiuiは両製品は7月末に発表されると予想していますが、Redmi K60 Ultraは既に3C認証を通過しているという情報もあり、近く正式発表される可能性は非常に高いでしょう。
▽Redmi K60 Ultra(Xiaomi 13T Pro)は120W神ジューデン対応。Dimensity 9200+搭載の噂も
Redmi K60 Ultra(Xiaomi 13T Pro)のスペック
これまでの情報によれば、Redmi K60 UltraはMediaTek製SoC「Dimensity 9200+」を搭載していると噂されています。

Redmi K60 Ultraとされる線画(画像出展:Weibo)
また、本機と見られるモデルが3C認証を通過しており、120W充電に対応している可能性があります。
その他、1.5Kの解像度と144Hzの高リフレッシュレートを誇る有機ELディスプレイを備えており、金属製ボディを採用している可能性があります。また上掲の線画が正しければ、正面のベゼルは非常に狭く、背面のカメラはトリプル構成となっているようです。

Redmi K60 Ultraとされるケース画像(画像出展:Xiaomiui)
なお、シャオミは日本市場において「Xiaomi 11T Pro」「Xiaomi 12T Pro」を発売してきました。Xiaomi 13T Proも日本発売が期待されるのですが、最新の情報によれば別の型番を持つ「Xiaomi 13T」と見られるモデルの日本向け型番とファームウェアが確認されています。
この情報が事実なら今年シャオミが日本で展開するのはProではなく、より安価な無印モデルとなりそうです。