シャオミが今年秋にもグローバルで発表すると見られている「Xiaomi 13T」シリーズのスペックおよび発売時期、価格がリークされました。
今回の情報が正しければ、同シリーズは無印とProどちらもLeica(ライカ)が監修したカメラを備えているようです。
9月第一週に発表。スペックと価格は......
今回、Xiaomi 13TおよびXiaomi 13T Proの情報をリークしたのは、精度の高いリークで知られる「SnoopyTech(Twitter:@snoopytech_)」氏。同氏によれば、両機種はライカ監修モデルであり、9月第一週に発表されるとのことです。
Xiaomi 13T
144Hz CrystalRes AMOLED display
"Flagship 4nm SoC"
5000mAh w 67W
Leica camera
8 GB RAM
256 GB Storage
Black
MIUI 14
September 1st release
£599
Both (13T and Pro) have chargers included.— SnoopyTech (@_snoopytech_) June 26, 2023
Xiaomi 13T Pro
144Hz CrystalRes AMOLED Display
"Leading 4nm SoC"
5000mAh w 120W
Leica camera
12 GB RAM
512GB Storage
Meadow Green
MIUI 14
September 1st release
£799— SnoopyTech (@_snoopytech_) June 26, 2023
また同氏は両機種のスペックもリークしており、表にまとめると以下の通りです。
13T | 13T Pro | |
OS | MIUI 14 | MIUI 14 |
SoC | 4nmプロセス | 4nmプロセス |
容量 | 8GBメモリ 256GBストレージ | 12GBメモリ 512GBストレージ |
画面 | CrystalRes AMOLED 144Hzリフレッシュレート | CrystalRes AMOLED 144Hzリフレッシュレート |
カメラ | ライカ監修 | ライカ監修 |
電池 | 5000mAh 67W充電 | 5000mAh 120W充電 |
本体色 | Black | Meadow Green |
価格 | £599 (約10.9万円) | £799 (約14.6万円) |
驚きなのは価格で、無印が599ポンド(約10.9万円)、Proが799ポンド(約14.6万円)とのこと。ただし、これは比較的高めなヨーロッパ価格であることに注意が必要です。
過去の価格設定から考えると、ポンドをそのままドルに置き換えて販売される可能性が高く、その場合だと無印が599ドル(約8.6万円)、Proが799ドル(約11.5万円)となります。
日本で発売される場合はポンド換算の価格でないにしろ、ドル換算の価格より高くなる可能性があるでしょう。
※なお情報源は海外Amazonに誤って掲載された販売ページのようです(▷Telegramへのリンク)。
ライカ監修モデルは日本で発売できない?
また不可解なのは両機種ともライカ監修であることです。特に無印モデルとみられる型番「2308EPN60R」がIMEIデータベースに登録されているという情報がありますが、末尾の「R」は日本向けを表しています。
また、開発中の日本向けファームウェア「V14.0.0.9.TMFJPXM」もMIUIの内部データで確認できるようです。
▽【朗報】Xiaomi 13Tが日本発売へ。Snapdragon 7+ Gen 2を搭載するモデルに?
しかしながら、権利の問題で日本におけるライカ監修機種は「LEITZ PHONE」シリーズに限られるとみられ、「日本版が準備されていること」と「ライカが監修していること」は矛盾する情報と思われます。

LEITZ PHONE
現時点ではっきりとしたことは言えませんが、権利の問題が解決されたのか、あるいは日本版だけライカ監修でなくなる、はたまた日本版は結局発売されない等の可能性が考えられます。今後の情報を注意深く見ていく必要がありそうです。
なお、ProはSoCにMediaTek製「Dimensity 9200+」、無印はQualcomm製の「Snapdragon 7+ Gen 2」や「Snapdragon 8+ Gen 1」、「Snapdragon 8 Gen 2」等が搭載されると噂されています。ただし、これは逆である可能性もあります。