シャオミが今夏に中国で発表すると見られるスマートフォン「Redmi K60 Ultra(仮称)」が中国で3C認証(中国強制認証)を通過したようです。
この認証情報から最大120Wの充電出力に対応していることが分かります。また、このモデルはグローバル市場では「Xiaomi 13T Pro」として発表される可能性があります。
3C認証から最大120W充電に対応していることが明らかに
シャオミは、昨年末にRedmi K60シリーズを中国で発表しました。これはK60、K60 Pro、K60Eの3機種のラインアップでしたが、新たにRedmi K60 Ultraが加わるようです。
Redmi K60 Ultraと見られる端末の線画は、中国の最有力リーカー「デジタルチャットステーション(数码问话站)」氏によって公開されており、非常に細いベゼルや大きなカメラモジュールが印象的です。

画像出展:Weibo
さて、海外メディア「Gizmochina」が今回新たに伝えた情報によると、本機が中国で3C認証(中国強制認証)を通過したとのことです。

画像出展:Gizmochina
同メディアが共有している3C認証情報によれば、製品の型番は「23078RKD5C」であり最大120Wの充電出力に対応しているようです。シャオミの120W有線充電は日本では「Xiaomi 12T Pro」が対応しており、「神ジューデン」としてプロモーションされていることでも知られます。
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その他の主要スペックは3C認証からは分かりませんが、Redmi K60 やK60 Proやそうであったように、30Wワイヤレス充電にも対応している可能性が考えられます。
Redmi K60 Ultra(Xiaomi 13T Pro)のスペック
これまでの情報によれば、開発中の「Corot(コロー)」のコードネームを持つモデルがRedmi K60 Ultraと噂されています。また、このモデルはグローバル市場において「Xiaomi 13T Pro」として発表される可能性があります。
SoCはSnapdragonではなくMediaTek製「Dimensity 9200+」と噂されています。同SoCは、TSMCの4nmプロセスで製造され非常に高い性能を誇ると伝えられており、非常に高いパフォーマンスを発揮することが期待できます
その他、1.5Kの解像度と144Hzの高リフレッシュレートを誇る有機ELディスプレイを備え、ボディは金属製の可能性があります。また上掲の線画が正しければ、正面のベゼルは非常に狭く、背面のカメラはトリプル構成となっているようです。
なお、シャオミは日本市場において「Xiaomi 11T Pro」「Xiaomi 12T Pro」を発売してきました。Xiaomi 13T Proも日本発売が期待されるのですが、最新の情報によれば別の型番を持つ「Xiaomi 13T」と見られるモデルの日本向け型番とファームウェアが確認されています。
この情報が事実なら今年シャオミが日本で展開するのはProではなく、より安価な無印モデルとなりそうです。
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ソース:Gizmochina