シャオミは2023年内に新たなフラッグシップ製品の発売を計画している可能性があります。
中国の最有力リーカー「デジタルチャットステーション(数码问话站)」氏が示唆しています。
4つの画像で今後のフラッグシップ製品を示唆か
デジタルチャットステーション氏は、中国のSNS「Weibo」にて「全奇迹阵容(全てのミラクル・ラインナップ)」との言葉とともに以下の画像を投稿しています。
Weiboの投稿より
上段は左が古代ギリシャの哲学者「アリストテレス(Aristotle)」、右が19世紀フランスの画家「ジャン=バティスト・カミーユ・コロー(Corot)」。下段は左が旧約聖書の「創世記」中に登場する「バビロンの塔(Babylon)」、右が中国の高貴な笛「玉笛(Yudi)」です。
これらの画像は、シャオミが発売に向けて準備中のフラッグシップ製品のラインナップを示唆していると推測されます。すなわち、これらの画像は新製品のコードネームを意味するということです。
これまでのリーク情報によれば、「Xiaomi 13T Pro(Redmi K60 Ultra)」と見られるモデルが「Corot」、さらに「Xiaomi MIX Fold 3」と見られるモデルが「Babylon」のコードネームでそれぞれ発見されています。
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アリストテレスはRedmi K60シリーズ、玉笛はXiaomi Pad 6シリーズか
残る「アリストテレス(Aristotle)」、「玉笛(Yudi)」は現在まで(おそらく)報告のないコードネームですが、コードネームの命名規則からそのモデルを推測することができます。
AristotleはRedmi K60シリーズの一種あるいは最上位版の可能性があります。これは、既に発売されている「Redmi K60 Pro」のコードネームが「Socrates(ソクラテス)」だったためです(アリストテレスはプラトンの弟子。プラトンはソクラテスの弟子)。
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すなわち、実はXiaomi 13T Pro(Redmi K60 Ultra)がCorotではなくAristotleという説や、Xiaomi 13T ProとRedmi K60 Ultraは別のコードネームで、それぞれCorotとAristotleという説などが考えられるでしょう。
また、Yudiはタブレット製品を指す可能性が高いと考えられます。これは既に発売されている「Xiaomi Pad 6」が「Pipa(琵琶)」、「Xiaomi Pad 6 Pro」が「liuqin(柳琴)」とそれぞれ楽器のコードネームだったためです。
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そのため、Yudiは噂されるXiaomi Pad 6 Proの大画面版や有機EL版、あるいはその両方の特徴を持つ製品という説が考えられるでしょう。
以上の情報はあくまで推測に過ぎませんが、次々とフラッグシップ製品を開発・発表しているシャオミのことなので、今年中にこれだけの製品が発売されることに不思議はないでしょう。シャオミは、2023年第3四半期以降も次々とフラッグシップ級製品を発売すると噂されています。
ソース:Weibo