シャオミのサブブランド「POCO」は、新たな「POCO F5」シリーズを間もなく発表すると明らかにしました。
本シリーズは「POCO F5」および「POCO F5 Pro」の2機種が発表されます。
発表されるのはPOCO F5 "Series"
POCO Globalのスポークスパーソン「Angus Kai Ho Ng(Twitter: @anguskhng)」氏は、以下の通りPOCO F5シリーズの発表について予告しています。
Let's ignite the industry.
Bringing the best from POCO.#POCOF5 series!5 years of exploring F series, we are bringing the finest flagship performance and experience in the segment.
Unbeatable. Pure dominance. All-in. pic.twitter.com/rV8x3saTQ1— Angus Kai Ho Ng (@anguskhng) April 25, 2023
また、POCO Globalの公式Twitterアカウントは、新たに「POCO F5」および「POCO F5 Pro」の2機種が、日本時間2023年5月9日21時から発表されることを明らかにしました。
Oncoming 🟡 🚀#IgniteYourHyperpower #POCOF5Pro #POCOF5 pic.twitter.com/jyLVI30QBp
— POCO (@POCOGlobal) April 26, 2023
これらの機種はその型番とコードネームから、既に中国で発表されているモデルのリブランドモデルとみられ、POCO F5が「Redmi Note 12 Turbo」、POCO F5 Proが「Redmi K60」と実質的に同じモデルと考えられます。
- Redmi Note 12 Turbo
前者は「Snapdragon 7+ Gen 2」、後者は「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載するハイスペックなモデルで、POCO F5シリーズでも継承されるでしょう。
一方、Xiaomiuiによれば、POCO F5 Proのバッテリーについては、Redmi K60の5,500mAhから5,160mAhに変更されているとのこと。POCO F5は変更なく5,000mAhです。また、両機種はAndroid 13ベースの「MIUI 14」をプリインストールしているとのことです。
ベースモデルと考えられるRedmi Note 12 Turbo、Redmi K60の主なスペックや特徴は以下をご覧ください。
POCO F5=Redmi Note 12 Turbo
POCO F5のベースモデルと思われるRedmi Note 12 Turboの主なスペックは以下の通りです。
SoCはSnapdragon 7+ Gen 2で、3,725mm²のVC(ベーパーチャンバー)冷却も搭載。高い放熱性能を持つことで、負荷の強い「原神」のようなゲームにおいても、画質やフレームレート、明るさを落とさずに、安定したゲームプレイが可能です。
バッテリーは5,000mAhと大容量で、67Wの有線急速充電にも対応。こうした優れたハードウェアを備えながらも、7.9mm / 181gの薄型軽量ボディにまとめられています。
ディスプレイは、上下左右すべてで超極細ベゼルを採用した6.67インチ有機ELフラットスクリーン。HFD+の解像度や、120Hzのリフレッシュレート、暗所でのチラつきを抑える1920HzのPWM調光に対応しています。
アウトカメラはトリプル構成で、OIS(光学式手振れ補正)を備えた6,400万画素のメインカメラを搭載。同時の撮影エンジンで高速の撮影や画像処理が可能で、倍まで拡大しても鮮明な画質を実現するインセンサー・ズームにも対応しています。
その他、ハイレゾ認定のステレオ・デュアルスピーカーや、NFC、X軸振動モーター、3.5mmイヤホンジャック、IRブラスター(赤外線リモコン)を搭載。価格は、最小構成の8GBメモリと256GBストレージのモデルで1999元(約3.8万円)となっています。
Redmi Note 12 Turboの詳細や、実機レビューは以下をご覧ください。
▽Redmi Note 12 Turboが発表!スペック・価格まとめ。7+Gen2搭載のハイスペックで約3.8万円より
▽Redmi Note 12 Turbo 実機レビュー!3万円台でハイエンドに迫る超コスパスマホ
POCO F5 Pro=Redmi K60
POCO F5 Proのベースモデルと思われるRedmiK60の主なスペックは以下の通りです。
SoCはSnapdragon 8+ Gen 1で、5,000mm²もの大型VC(ベーパーチャンバー)冷却も搭載。発表会では、最も重いと言われるゲーム「原神」を3時間プレイするテストで、55.29FPSと高い平均フレームレートを記録したとPRされていました。
ディスプレイは、6.67インチの有機ELフラットスクリーンで解像度は2K。120Hzのリフレッシュレートや、1,400nitsの高いピーク輝度、暗所でのチラつきを抑える1920HzのPWM調光だけでなく、画面内指紋認証にも対応しています。
バッテリーは5,500mAhと大容量(POCO F5 Proは5,160mAhに変更されている可能性が高い)で、67Wの有線急速充電にも対応しています。
アウトカメラはトリプル構成で、OIS(光学式手振れ補正)を備えた6,400万画素のメインカメラを搭載。同時の撮影エンジンで高速の撮影や画像処理が可能です。
その他、ハイレゾ認定のデュアルスピーカーや、NFC、X軸振動モーター、IRブラスター(赤外線リモコン)を搭載。価格は、最小構成の8GBメモリと128GBストレージのモデルで2499元(約4.8万円)となっています。
Redmi K60の詳細は以下をご覧ください。