「Snapdragon 7+ Gen 2」を搭載する新型スマートフォン「POCO F5」は、間もなくインドで発表されることが明らかになりました。
「Snapdragon India」公式Twitterアカウントが明らかにしています。
POCO F5は待望の超コスパスマートフォン
最新SoC「Snapdragon 7+ Gen 2」は、Qualcommのミドルレンジ向けSoCとしては、過去最高の性能を持ち高い評価を得ています。
本日、Snapdragon Indiaは、Snapdragon 7+ Gen 2および、それを搭載した「POCO F5」がインドでデビューすることを明らかにしています。
Get ready for the #Indiadebut of our most powerful 7-series chipset, the Snapdragon 7+ Gen2 with POCO F5!@IndiaPOCO pic.twitter.com/J5El1irM7o
— Snapdragon India (@Snapdragon_IN) April 25, 2023
POCOは中国のスマートフォン大手「シャオミ」のサブブランドであり、インドだけでなく世界中で展開されています。また、POCO Fシリーズは同ブランドのフラッグシップラインであり、高い性能と手ごろな価格を両立し、優れたコストパフォーマンスを持つことで知られています。
現時点でPOCO F5についての詳細は明らかになっていませんが、その型番から、3月に中国で発表された「Redmi Note 12 Turbo」のリブランドモデルであることは間違いないでしょう。
本機はSnapdragon 7+ Gen 2を搭載し、AnTuTuベンチマークでは90万点以上の性能を発揮。その他も妥協のないスペックでありながら、価格は1999元(約3.8万円)からと手ごろなものとなっています。
POCO F5は一部スペックが変更になる可能性はあるものの、同様に優れたコストパフォーマンスを持つスマートフォンとなるでしょう。
また、これまでのPOCO Fシリーズと同様にグローバルでも発売されると思われ、既に米FCC(連邦通信委員会)の認証も通過しています。さらに、その認証情報には日本仕様の充電アダプタが掲載されているため、日本での発売も期待されます。
▽POCO F5が日本発売か。アメリカの認証情報に日本仕様の充電アダプタが掲載
POCO F5=Redmi Note 12 Turbo
POCO F5のベースモデルと思われるRedmi Note 12 Turboの主なスペックは以下の通りです。
SoCはSnapdragon 7+ Gen 2で、3,725mm²もの大型VC(ベーパーチャンバー)冷却も搭載。高い放熱性能を持つことで、負荷の強い「原神」のようなゲームにおいても、画質やフレームレート、明るさを落とさずに、安定したゲームプレイが可能です。
バッテリーは5,000mAhと大容量で、67Wの有線急速充電にも対応。こうした優れたハードウェアを備えながらも、7.9mm / 181gの薄型軽量ボディにまとめられています。
ディスプレイは、上下左右すべてで超極細ベゼルを採用した6.67インチ有機ELフラットスクリーン。120Hzのリフレッシュレートや、暗所でのチラつきを抑える1920HzのPWM調光に対応しています。
アウトカメラはトリプル構成で、OIS(光学式手振れ補正)を備えた6,400万画素のメインカメラを搭載。同時の撮影エンジンで高速の撮影や画像処理が可能で、倍まで拡大しても鮮明な画質を実現するインセンサー・ズームにも対応しています。
その他、ハイレゾ認定のステレオ・デュアルスピーカーや、NFC、X軸振動モーター、3.5mmイヤホンジャック、IRブラスター(赤外線リモコン)を搭載。価格は、最小構成の8GBメモリと256GBストレージのモデルで1999元(約3.8万円)となっています。
Redmi Note 12 Turboの詳細や、実機レビューは以下をご覧ください。
▽Redmi Note 12 Turboが発表!スペック・価格まとめ。7+Gen2搭載のハイスペックで約3.8万円より
▽Redmi Note 12 Turbo 実機レビュー!3万円台でハイエンドに迫る超コスパスマホ
ソース:Twitter