発売が近いと噂されるシャオミのプレミアム・フラッグシップ「Xiaomi 13 Ultra(仮称)」が中国での発売に必要な3つの認証を通過したようです。
また、このモデルと同時に、新型タブレット「Xiaomi Pad 6(仮称)」シリーズも発表される可能性があります。
Xiaomi 13 Ultraが3つの認証を通過
中国の最有力リーカー「デジタルチャットステーション(数码问话站)」は、中国のSNS「Weibo」にて、Xiaomi 13 Ultraが以下の3つの認証を通過していると伝えています。
- TENAA
- SRRC
- 3C
画像出展:Weibo
左から順にTENAA(電気通信機器認証)、SRRC(無線検査認証)、3C(中国強制製品認証)となっています。これらの認証は、中国で製品を発売するために必要な認証であり、発売の準備が整っていることを示唆しています。
Xiaomi 13 UltraはLEICA監修のクアッドカメラを搭載しているとされ、その他「Snapdragon 8 Gen 2」プロセッサー、WQHD+(2K)解像度のディスプレイ等を搭載していると噂されています。また上掲の3C認証から、最大90W出力の充電に対応していることも分かっています。
特に注目されるのはカメラ性能ですが、1インチのメインカメラに加えて、超広角、マクロ撮影も可能な中間望遠、長距離撮影が可能なペリスコープを備えているというリーク情報があります。
Xiaomi Pad 6シリーズも同時発表か
しかしながら、Xiaomi 13 Ultraを動作させるソフトウェアについてはまだ未完成状態のようです。シャオミ最大級の非公式コミュニティ「Xiaomiui」によれば、現在MIUIのソースコードから確認できるビルド番号は「V14.0.0.34.TMACNXM」で、すぐに発売できる状態にはないといいます。
一方、同時発表が噂される「Xiaomi Pad 6」および「Xiaomi Pad 6 Pro」ですが、既に完成状態にあるとのこと。ビルド番号は、前者が「V14.0.2.0.TMZCNXM」、後者が「V14.0.1.0.TMYCNXM」です。
- Xiaomi 13 Ultra
- Xiaomi Pad 6
- Xiaomi Pad 6 Pro
画像出展:Xiaomiui
Xiaomiuiによれば、この2つのタブレットはXiaomi 13 Ultraの完成を待って、4月末に発表されると予想しています。
Xiaomi Pad 6は「Snapdragon 870」、Xiaomi Pad 6 Proは「Snapdragon 8+ Gen 1」をそれぞれ搭載していると伝えられており、ゲームも快適に動作するようなハイエンド・タブレットを求めるユーザーには朗報となるでしょう。
しかしながら、Xiaomi 13 UltraおよびXiaomi Pad 6についてはグローバル向けの型番やMIUIビルドが確認されていますが、Xiaomi Pad 6 Proについては中国のみが確認されています。そのため、Xiaomi Pad 6 Proはグローバル向けには発売されないでしょう。
なお、Xiaomi Pad 6シリーズは、タブレットに最適化されたOS「MIUI Pad 14」をプリインストールしていると思われます。同OSでは、スマートフォンとの連携機能が追加されており、既に前モデルの「Xiaomi Pad 5」でも使うことができます。詳細は以下の記事をご確認ください。