シャオミは、2023年4月18日(火)の「Xiaomi 13 Ultra」正式発表に向け、徐々に情報を公開しています。
新たに本機の超広角カメラのスペックや、ストリートフォトモードの搭載などが明らかになりました。
超広角カメラは12mm, f/1.8
Xiaomi 13 Ultraは、1インチのメインカメラに加えて、超広角・中間望遠・ペリスコープ望遠のクアッドカメラを備えていることが分かっています。
このほどシャオミが中国のSNS「Weibo」で公開した写真作例により、超広角カメラのスペックが判明しました。
以上の作例のウォーターマークから、超広角カメラの焦点距離が12mmであり、非常に広い画角を持っていることが分かります。
また、F値はf/1.8となっています。F値は低ければ低いほど明るいレンズであることを示し、f/1.8はかなり明るい数値と言ってよいでしょう。作例のダイナミックレンジも素晴らしく、逆光で撮られているにもかかわらず被写体が黒潰れしていません。
本機の超広角・中間望遠・ペリスコープ望遠には、いずれも1/2.51インチの新型SONY製センサー「IMX 858」を採用していることが明らかになっています。スマホ史上最高と謳うライカ・ズミクロンレンズとの組み合わせにより、素晴らしい撮影体験ができることが期待されます。
過焦点距離撮影が可能なストリートフォトモード
Xiaomi 13 Ultraは、新たに開発された「ストリートフォトモード」を備えていることが明らかにされました。
シャオミは、ストリートフォトモードでは「過焦点距離撮影」が可能であり、たった1秒かもしれない最高の瞬間を、わずか0.8秒で撮影できると謳っています。
同社CEOの雷軍(Lei Jun)氏のWeiboでの投稿によれば、このモードはf/4の絞りでパンフォーカス状態となり、ピントを合わせる箇所を5mに設定することで、被写界深度を最大にした過焦点撮影が可能とのこと。すなわちフォーカス不要で全面にピントが合うため、素早い撮影が可能になるようです。
なお、画像引用元のWeiboの投稿では、他にもさまざまな焦点距離の作例を見ることができます。
グリップやフィルターのアタッチメントあり?
さらにXiaomi 13 Ultraでは、グリップやフィルターなどのアタッチメントが用意されている可能性があります。
Weiboで具体的内容については触れられていませんが、以下の画像が投稿されています。
画像では、一眼カメラのようなシャッターボタン付きのグリップや、レンズフィルターのようなものが確認できます。
また、投稿では「カメラ付き携帯電話ではなく、プロ用の画像処理デバイス」と述べられています。こうしたアタッチメントも用意されているのであれば、撮影体験を重視するユーザーにとって非常に魅力的なスマートフォンとなりそうです。
シャオミは、日本時間2023年4月18日(火)20時に予定されている新製品発表会に向けて、情報を徐々に公開していくでしょう。当ブログでは、それらの情報を逐次お伝えしていきます。