「POCO F5」とみられるモデルがIMEIデータベースに登録されたことが、シャオミ最大級の非公式コミュニティ「Xiaomiui」によって伝えられました。
これまで、POCO Fシリーズと言えば、中国のRedmi Kシリーズをグローバルおよびインド向けにリブランドしたシリーズでしたが、今回は異なるようです。
POCO F5はRedmi Note 12 Turboのリブランドモデルに?
シャオミは、昨年「POCO F4」および「POCO F4 GT」をグローバルおよびインド向けに発売しました。前者は「Redmi K40S」、後者は「Redmi K50 Gaming Edition」として中国で先行発売されたモデルです。
POCO F4 GTについては日本でも発売され、リーズナブルなハイエンドモデルとして注目されました。
シャオミは新たなモデルPOCO F5をグローバル向けに準備しているとみられますが、Xiaomiuiによれば、このモデルがIMEIデータベースに登録されたようです。
画像出展:Xiaomiui
登録されている型番は「23049PCD8G」で、末尾のアルファベット「G」はグローバル向けの製品であるを表しています。
また、Xiaomiuiによればこのモデルは、Android 13ベースの「MIUI 14」をプリインストールしており、コードネームは「marble」です。このコードネームは、シャオミが中国で発売に向けて準備しているとされる「Redmi Note 12 Turbo(仮称)」と同様であり、このリブランドモデルである可能性が高いでしょう。
前述の通り、これまでPOCO Fシリーズと言えば、中国のRedmi Kシリーズをグローバルおよびインド向けにリブランドしたシリーズでした。そのため「Redmi K60」がPOCO F5のベースモデルになり、Redmi Note 12 Turboは「POCO X5 GT(仮称)」としてグローバルで発売されると考えられていましたが、これらの想定は誤りだったようです。
とは言え、「Snapdragon 8+ Gen 1」搭載のRedmi K60に負けず劣らず、Redmi Note 12 Turboも非常に性能の高いモデルとして準備されていると伝えられています。そのリブランドモデルとみられるPOCO F5も、これまでのPOCO Fシリーズと変わらない高い性能と、リーズナブルな価格を両立した製品として期待されます。
POCO F5(Redmi Note 12 Turbo)のスペック
Xiaomiuiによれば、POCO F5は「SM7475」をベースにしたQualcomm製SoCを搭載しているとのことです。
具体的な仕様は不明ですが、「SM7450」が「Snapdragon 7 Gen 1」であるため、その後継SoC「Snapdragon 7+ Gen 1(またはSnapdragon 7 Gen 2)」とみられており、その処理性能はSnapdragon 8 Gen 1に匹敵すると噂されています。
そのほか、中国での認証情報からRedmi Note 12 Turboが最大67W充電に対応していることが判明しており、POCO F5も同様に最大67W充電に対応している可能性が高いでしょう。
その他、120Hzリフレッシュレート対応でFHD+解像度の6.67型有機ELディスプレイ、5,000万画素+800万画素+200万画素のトリプルカメラ、5,500mAhバッテリー、USB Type-C ポート、12GBメモリと512GBストレージといったスペックを持つモデルと噂されています。
▽Redmi Note 12 Turbo(POCO F5)のスペックとされるリーク情報
※Google翻訳による直訳のため、表現が不自然な可能性があります。
これまでのPOCO Fシリーズと同様に、日本円で4~5万円台とリーズナブルな価格設定になることが期待されます。また、日本発売も期待したいモデルです。