画像出展:Weibo
シャオミが開発を進めていると伝えられるスマートフォン「Xiaomi 13 Ultra(仮称)」のイメージ図がリークされました。
本機は、最高レベルのカメラ性能を持つプレミアム・フラッグシップモデルとして期待されています。
クアッドカメラを備えた円形モジュール
今回、Xiaomi 13 Ultraとされるイメージ図を公開したのは、中国のインフルエンサー「体验more」氏です。同氏が中国のSNS「Weibo」上で共有している画像では、背面デザインを確認することができます。
画像出展:Weibo
背面パネルはラウンド形状のように見え、盛り上がった上部に大きな円形のカメラモジュールが配されています。
カメラモジュールには中央に「LEICA」ロゴがあり、その周囲に4つのカメラがあるように見えます。一つは四角形のレンズとなっており、これはペリスコープ望遠と思われます。
その他、円形のモジュールは「Xiaomi 12S Ultra」と同じく金の装飾で囲われており、LEDライトらしきものも確認できます。
今回リークされた画像の真偽は不明ですが、事実ならXiaomi 12S Ultraのデザインの方向性を引き継いでいるようです。
Xiaomi 12S Ultraは背面にレザーパネルを採用しており、円形のカメラモジュールを23金のリングで装飾する高級感のあるデザインでした。Xiaomi 13 Ultraもプレミアム感のある製品であることに期待しましょう。
Xiaomi 13 Ultraのスペック
Xiaomi 13 Ultraと思われる二つの型番が、IMEIデータベースから発見されていると伝えられています。
中国向け(画像出典︰Xiaomiui)
グローバル向け(画像出典︰Xiaomiui)
末尾のアルファベットは発売地域を意味しており、「2304FPN6DC」は中国向け(C=China)、「2304FPN6G」はグローバル向け(G=Global)とみられます。Xiaomi 12S Ultraは中国限定でしたが、Xiaomi 13 Ultraはグローバルでの発売にも向けて準備が進められているようです。
カメラシステムは「Xiaomi 13」および「Xiaomi 13 Pro」と同じくLEICAの監修であることは間違いないでしょう。メインカメラには1インチセンサーを採用し、そのほか超広角、中間望遠、ペリスコープの3つのサブカメラに加えて、dToFセンサーの搭載が噂されています。
▽Xiaomi 13 Ultraはオートフォーカスを備えた4つのカメラとdToFセンサー搭載か
またセンサーについては、メインカメラはXiaomi 12S Ultraと同じく「IMX 989」が採用され、全てのサブカメラには新型の「IMX 858(仮称)」が採用されるという噂があります。この新型センサーのサイズは1/2.4または1/2.5インチ等の噂がありますが、現時点で詳細は不明です。
▽有名リーカー「Ice universe」氏の以下の投稿が、Xiaomi 13 Ultraのスペックと噂されている
50MP IMX858 0.6x + 50MP IMX989 1x + 50MP IMX858 3X + 50MP IMX858 5X 😺
— Ice universe (@UniverseIce) January 7, 2023
その他、中間望遠にはXiaomi 13 Proで初採用されたマクロ撮影機構も備わっていることが期待されます。これは2つのレンズを用いて最短10cmという非常に近い距離での撮影を可能にした望遠カメラで、一眼並の大きなボケ表現が好評を得ています。
Xiaomi 13 Proで筆者が撮影
その他、Xiaomi 13 Ultraには「Snapdragon 8 Gen 2」プロセッサーや、WQHD+(2K)解像度のディスプレイ、120W急速充電やワイヤレス充電に対応した大型バッテリーの搭載などが期待されます。Xiaomi 13 Ultraは、デザインだけでなく、スペックもプレミアム感のあるスマートフォンとなるでしょう。
ソース:Weibo