シャオミの「Redmi Note 12 Turbo」「POCO X5 GT」(どちらも仮称)と思われる新型スマホがIMEIデータベースに登録され、発表が近づいているようです。
シャオミの最大級の情報コミュニティ「Xiaomiui」が伝えています。
グローバル版は「POCO X5 GT」として登場か
Xiaomiuiによれば、Redmi Note 12 Turboと見られる3つの型番がIMEIデータベースに登録されたとのことです。
画像出展:Xiaomiui
画像出展:Xiaomiui
画像出展:Xiaomiui
型番はそれぞれ「23049RAD8C」「23049PCD8I」「23049PCD8I」です。末尾のアルファベットは販売地域を表し、C=中国、G=グローバル、I=インドです。また、最初の四桁がおおよその発表時期を表しており、2304=2023年4月です。ただし実際の発表はこれよりも遅くなる可能性があります。
Xiaomiuiは、このモデルは中国以外ではPOCO X5 GTとして発表されるとしており、更にRedmi Note 12 Turboも確定的な名称ではないといいます。
また、今回Xiaomiuiが伝えた情報に加えて、中国メディア「IT Home」は「23049RAD8C」が中国で3C認証(中国強制認証)を通過していると伝えています。
画像出展:IT Home
IT Homeが共有する3C認証の情報からは、充電の最大出力が67Wであることが分かります。
現時点で、これ以外に判明している情報はわずかしかなく、コードネームは「marble」で「MIUI 14」をプリインストールしているとのことです。また、以前の情報ではQualcomm製のSoCを備えていると伝えられています。
▽クアルコム製SoC搭載の「Redmi Note 12 Turbo」が準備中か
Redmi Note 12 Turboは、高性能ミドルレンジモデルに?
シャオミは一年に2種類のRedmi Noteシリーズを中国で発売しており、2022年は処理性能重視の「Redmi Note 11T」シリーズに加えて、バランス重視の「Redmi Note 12」シリーズを発表しています。
Redmi Note 11Tシリーズは、SoCにMediaTek製「Dimensity 8100」を採用しており、AnTuTuベンチマークで80万点を超える強力な処理性能を持ちます。
Redmi Note 11T Pro+のAnTuTuベンチマーク
また「Redmi Note 11T Pro」は、「POCO X4 GT」としてグローバル発売されています。
POCO X4 GT
Redmi Note 12 Turbo(POCO X5 GT)もこうしたパフォーマンス重視のモデルとして準備が進められているのかもしれません。
とすれば、更に強力な処理性能を持つSoCを搭載することが予想されますが、前述の通り今回はQualcomm製と伝えられています。そのため「Snapdragon 8+ Gen 1」、あるいは開発中とされる「Snaodragon 7 Gen 2」等のSoCを搭載していることが予想されます。
新たな格安ハイパフォーマンスモデルの登場に期待しましょう。