シャオミは、2~3月にプレミアム・フラッグシップモデル「Xiaomi 13 Ultra(仮称。あるいはXiaomi 13S Ultra)」を発表する可能性があります。
インドメディア「91mobiles」が伝えています。
MWC2023にて次期プレミアム・フラッグシップモデルが登場か
91mobilesによれば、スペインのバルセロナで2023年2月27日から3月2日に開催される「MWC2023」にて、シャオミが次期プレミアム・フラッグシップモデルを発表するとのことです。NWCは、世界最大級のモバイル技術の見本市であり、様々な企業が最新技術を披露します。
更に同メディアによれば、業界関係者から得た情報として、新たに発表される機種は「Xiaomi 13S Ultra」であり、1インチのイメージセンサーを含むLEICA監修のカメラシステムを備えているといいます。また「Snapdragon 8 Gen 2」プロセッサーや、WQHD+解像度のディスプレイを搭載する可能性があるとのことです。
シャオミは、昨年7月に初のLEICA監修のプレミアム・フラッグシップモデル「Xiaomi 12S Ultra」を発表しました。これは、1インチの巨大イメージセンサーをモデルで優れた撮影体験を提供します。
しかしながら、Xiaomi 12S Ultraは中国限定の販売で世界中のファンを落胆させました。このような声に対し、シャオミの雷軍CEOは、後継の次期Ultraはグローバルでも販売すると明言しており、期待が高まっています。
これまでの情報では、このモデルはLEICA監修は勿論のこと、1インチのイメージセンサーや、dToFセンサーを含む4つのカメラを搭載するという情報があります。
なお、一部でジンバルを搭載するという噂がありますが、これは海外メディアGSMArenaの憶測を元に広がった情報なので、注意が必要です。
今回の情報の信憑性には疑問
なお、筆者は今回の情報についての信憑性は低いと考えています。
91mobilesは業界関係者から得た情報としていますが、シャオミ内部の関係者とはしていません。また、そもそも同メディアの発信する情報自体、あまり信憑性が高くありません。
更に、発売されるモデルは、その数か月前からIMEIデータベースや、各国の認証機関に情報が登録され始めます。しかしながら、シャオミの次期プレミアム・フラッグシップモデルと思われる情報の登録は、現時点で報告されていません。
また、その型番やコードネームも不明のままであり、2月27日から3月2日の間で発表されるという話は時期尚早と思われます。
なお、これまでの情報では「Xiaomi 13S」シリーズはなく、次期プレミアム・フラッグシップモデルは通常の「13」のナンバリングで登場すると噂されており、「Xiaomi 13S Ultra」という仮称を用いるメディアは少数派です。
以上の理由から、今回の情報については信憑性は低いと判断します。しかしながら、MWC2023に合わせて「Xiaomi 13」「Xiaomi 13 Pro」のグローバル版が発表される可能性は大いに考えられるでしょう。
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ソース:91mobiles