シャオミの次期ハイエンドタブレット「Xiaomi Pad 6」および「Xiaomi Pad 6 Pro」(どちらも仮称)は、早ければ今年4月にも発表される可能性があります。
中国の最有力リーカー「デジタルチャットステーション(数码问话站)」氏が伝えました。
2つのタブレットが今年第二四半期の前半の発表に向けて準備中
デジタルチャットステーション氏によれば、コードネーム「pipa」および「liuqin」のタブレット端末が、今年第二四半期の前半(4月~5月中旬頃)の発表に向けて準備中とのことです。
※Google翻訳による直訳のため、表現が不自然な可能性があります。
同氏は製品名には直接触れていませんが、これまでの情報によれば、「pipa」および「liuqin」は現在シャオミが準備中のXiaomi Pad 6シリーズのものと見られます。おそらく前者がXiaomi Pad 6、後者がXiaomi Pad 6 Proでしょう。
同氏が明かした情報によれば、SoCは「Snapdragon 870」「Snapdragon 8+ Gen 1」をそれぞれ搭載しているとのこと。これは、これまでのリークとも一致する情報です。
また、目視で分かる範囲では、パンチホールのない11~12インチと見られる大型ディスプレイを搭載しており、ベゼルは非常に細く、背面の左隅には二つのレンズを備えたカメラモジュールがあるとのこと。更に、バッテリーはデュアルセルが採用されているといいます。
シャオミが2021年に発表した「Xiaomi Pad 5」および「Xiaomi Pad 5 Pro」は、前者が「Snapdragon 860」、後者が「Snapdragon 870」をSoCにそれぞれ採用していました。今回の情報が事実なら、Xiaomi Pad 6シリーズは順当進化したスペックと言えそうです。
なお、シャオミは次期プレミアム・フラッグシップスマートフォン「Xiaomi 13 Ultra(仮称)」を開発中と伝えられており、同時期に発表される可能性があります。
Xiaomi Pad 6シリーズのスペック
これまでの情報によれば、Xiaomi Pad 6 Pro(コードネーム:liuqin)は、SoCにSnapdragon 8+ Gen 1を採用している他、1,880 x 2,880ピクセル(2Kを超えるQWXGA+相当)、リフレッシュレート120HzのAMOLEDディスプレイやクアッドスピーカーを搭載していると伝えられています。
これに対して、Xiaomi Pad 6(コードネーム:pipa)はSoCにSnapdragon 870を採用していること以外、あまり情報がありません。しかし、発売地域についてはProは中国のみとなる一方、無印は中国だけでなく、インドやグローバルでの発売も準備されているとのことです。
Xiaomi Pad 5シリーズも無印のみが中国以外でも発売され、Proモデルは中国のみに留まりました。このことから考えるに、Xiaomi Pad 6シリーズも同様の展開が考えられてても不思議ではありません。
なお、シャオミの日本における商品展開は、日本独自商品を除いてグローバルに準拠します。そのため、Xiaomi Pad 5と同様にXiaomi Pad 6も日本で発売される可能性は十分考えられるでしょう。
ソース:Weibo