シャオミが開発中と見られるプレミアム・フラッグシップ「Xiaomi 13 Ultra(仮称)」は、背面に4つのカメラとdToFセンサーを備えている可能性があります。
海外メディア「GSMArena」が伝えています。
手振れ補正を備えたメインカメラは左側
GSMArenaは、中国で最も有力なリーカーである「デジタルチャットステーション(数码闲聊站)」氏が伝えた情報を引用しています。
※Google翻訳による直訳のため、表現が不自然な可能性があります。
これによれば、開発中のプレミアム・フラッグシップの試作機は、オートフォーカスを備えた4つのカメラとdToFセンサーを備えており、メインカメラはSONY製「IMX 9」シリーズの1インチセンサーとのことです。
同氏は、この試作機がどのメーカーのものかは言及していませんが、GSMArenaはXiaomi 13 Ultraと推測しています。これは、筆者も同意見です。
デジタルチャットステーション氏は、「手振れ補正を備えた1インチセンサーが『まだ』左側にある」と伝えています。2022年のシャオミのプレミアム・フラッグシップ「Xiaomi 12S Ultra」は、メインカメラに1インチの「IMX 989」を備えていますが、実は中央にある大きなレンズは、128°の画角を持つ1/2インチの超広角カメラです。
左側にあるのがメインカメラで、ハイパーOISも備えていました。このことから、今回同氏が伝えた試作機の情報がXiaomi 13 Ultraの情報と推測できます。
なお、GSMArenaはこの手振れ補正はジンバルの可能性があると伝えていますが、デジタルチャットステーション氏が伝えたのは、あくまで「手振れ補正を備えた1インチセンサーが『まだ』左側にある」ということであり、ジンバルについては全く言及していません。単に、同氏はXiaomi 12S Ultraと同じく左側にメインカメラが備わっていることを伝えたかったのでしょう。
したがって、ジンバル搭載という情報はGSMArenaの憶測にすぎないことに注意が必要です。
Xiaomi 13 Ultraはグローバル市場にも投入予定
シャオミは、2021年のプレミアム・フラッグシップである「Mi 11 Ultra」を本国の中国だけでなく、グローバル市場でも展開しました。一方、2022年のXiaomi 12S Ultraは中国のみの展開となっています。
Xiaomi 13 Ultraのグローバル展開が気になるところですが、シャオミCEOの雷軍氏はWeiboで次のように述べています。
※Google翻訳による直訳のため、表現が不自然な可能性があります。
同氏によれば、「次世代の『Ultra』モデルは必ずグローバル市場で販売される」とのこと。コストパフォーマンスとスペックに優れたシャオミの最上位モデルを期待していたファンには朗報です。
なお、シャオミは12月11日にXiaomi 13シリーズを発表しますが、今回発表されるのは「Xiaomi 13」「Xiaomi 13 Pro」の2機種と見られ、Xiaomi 13 Ultraの登場はもう少し先になりそうです。
現在のところ、Xiaomi 13 Ultraの情報は多くはありませんが、今から大いに期待したいところです。
ソース(経由):GSMArena