J.D. パワーの「2022年スマートフォン端末顧客満足度調査」が公開され、ミドルレンジ/エントリーモデル部門でシャオミがGoogleと並び1位となりました。
この記事では、同調査を引用して、シャオミが高い顧客満足度を得ているワケに迫ります。
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シャオミは3つのファクターで最高評価
J.D. パワーによれば、ミドルレンジ/エントリーモデル部門(9ブランドが対象)で、シャオミがGoogleと並ぶ662ポイントで1位です。
画像出展:株式会社ジェイ・ディー・パワー ジャパン
Googleが「カメラ」ファクターで最高評価を得た一方、シャオミは「ディスプレイ」、「バッテリー」、「端末価格」の3ファクターで最高評価を得たとのこと。ハイエンドモデル部門で1位となったAppleや、ミドル/エントリー帯で大きなシェアを持つOPPOを引き離しています。
今回の調査は、2022年7月下旬~8月上旬の間にインターネットで行われ、2020年以降に発売されたスマートフォン端末を利用している人(新品購入者、18~74歳)を対象に8,314人の回答を得たとのことです。
また総合満足度に対する影響度は、ミドルレンジ/エントリーモデル部門で、「本体機能・性能」(24%)、「外観・デザイン」(19%)、「カメラ」(17%)、「ディスプレイ」(14%)、「バッテリー」(14%)、「端末価格」(12%)。このうち3つで最高評価を得たシャオミは、その他のファクターでも高めの評価を得ていると思われます。
また、人気の「OPPO Reno A」シリーズを柱に近年急成長したOPPOは、ミドル/エントリー帯で大きなシェアを持っていますが、顧客満足度でシャオミおよびGoogleに劣る結果となっています。
OPPO Reno7 A
また、FCNTやSHARP等の日本勢は更に低い評価に。特に不具合問題が多発した「AQUOS sense5G」のSHARPは最も低い評価となっています。
今回の調査はインターネットで行われていることから、ある程度リテラシーの高い層が調査に協力したことが伺えます。製品の高いコスパとインターネット販売に力を入れているシャオミが、ミドルレンジ/エントリーモデル部門で1位となったことは当然の結果でしょう。
シャオミの2022年ラインナップ
シャオミは、ミドルレンジスマホにおいても部分的にハイエンド級またはそれに次ぐスペックの端末を多数日本に投入しています。
2022年に発売されたものについて言えば、今回の調査結果が示す通り「ディスプレイ」、「バッテリー」、「端末価格」で他社よりも優位性があります。
Redmi Note 11 Pro 5G
その多くが高輝度・高リフレッシュレートの有機ELディスプレイ、33W以上の急速充電対応の大容量バッテリーを搭載しながら、価格を抑えた製品となっており、これらが高い顧客満足度に繋がっていると考えられます。
以下、今年シャオミが日本で発売した3つスマートフォンをご紹介します(Redmi Note 10Tは割愛します)。
Redmi Note 11
2022年のローエンド4Gモデルの中で、総合的に最も高いスペックを持つのが「Redmi Note 11」です。
端末の特徴は以下の通りです。
ポイント
✅90Hz駆動・高輝度の有機ELディスプレイ
✅最大5,000万画素クアッドカメラ
✅33W急速充電 & 5000mAh大容量バッテリー
✅デュアルスピーカー / イヤホンジャック
✅顔・側面画面内指紋認証 / microSD対応
市場想定売価は、税込2万4,800円と非常に安価ながら、ハイエンド級の高い輝度を持つ有機ELディスプレイや、33W急速充電対応の5000mAh大容量バッテリーを搭載していること等が特徴です。
SIMカードとの同時契約なら、1万円以下で購入することも可能で、特に格安SIM最大手のIIJmioでは税込4,980円で購入できます。また、月額440円割引×6ヶ月、通話定額410円割引×7ヶ月、初期費用3,300円→1,650円(税込)になるキャンペーンも行われています。
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Redmi Note 11 Pro 5G
2022年ミドルレンジモデルの中でも圧倒的なスペックを誇るのが「Redmi Note 11 Pro 5G」です。
主な特徴は以下の通りです。
ポイント
✅5G対応の「Snapdragon 695」搭載
✅120Hz駆動の有機ELディスプレイ
✅最大1億800万画素のトリプルカメラ
✅67W急速充電対応の大容量バッテリー
✅迫力サウンドのデュアルスピーカー
✅顔・側面画面内指紋認証 / microSD対応
✅おサイフ / IP53防塵防滴 / eSIM対応
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市場想定売価は、税込4万4,800円と売れ筋の価格帯。同価格帯の他社製品と比べると、防水性能がIP53(防滴)であること以外はスペック(特にディスプレイと充電)は圧倒的。おサイフケータイにも対応しています。
SIMカードとの同時契約なら、半額以下で購入することも可能で、特に格安SIM最大手のIIJmioでは2万円を切る価格で購入できます。また、月額440円割引×6ヶ月、通話定額410円割引×7ヶ月、初期費用3,300円→1,650円(税込)になるキャンペーンも行われています。
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POCO F4 GT
2022年のモデルとしては比較的安価ながらフラッグシップ機に迫る性能の「フラッグシップ・キラー」が「POCO F4 GT」です。
主な特徴は以下の通りです。
ポイント
✅超高性能の「Snapdragon 8 Gen 1」搭載
✅120Hz駆動・高周波調光の有機ELディスプレイ
✅最大6400万画素のトリプルカメラ
✅120W急速充電対応の大容量バッテリー
✅迫力サウンドのクアッドスピーカー
✅顔・側面画面内指紋認証対応
市場想定売価は、税込7万4,800円とミドル機よりは高いもののハイエンド機としては安い価格。microSDやeSIM、防水等はありませんが、性能に振り切っていることが特徴で、AnTuTuベンチマークで100万点を叩き出します(Redmi Note 11 Pro 5Gは約40万点)。
SIMカードとの同時契約なら、ミドルレンジ機と変わらない価格で購入することが可能で、特に格安SIM最大手のIIJmioでは4万5,980円で購入できます。また、月額440円割引×6ヶ月、通話定額410円割引×7ヶ月、初期費用3,300円→1,650円(税込)になるキャンペーンも行われています。
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