10月末に中国で発表された「Redmi Note 12 Pro」および「Redmi Note 12 Pro+」のグローバル版が、FCC(アメリカ連邦通信委員会)で承認されたようです。
シャオミの非公式情報サイト「Xiaomiui」が伝えました。
2つのナンバーがFCCで確認できる
Xiaomiuiによれば、FCCに登録されたグローバル向けのRedmi Note 12 ProおよびRedmi Note 12 Pro+の情報は以下の通りです。
Redmi Note 12 Pro(画像出展:Xiaomiui)
Redmi Note 12 Pro+(画像出展:Xiaomiui)
両者は共通したコードネーム「ruby」を持っていますが、メインカメラのセンサーと充電出力等が異なります。
この2つのモデルは「Redmi Note 12 Pro 5G」、「Redmi Note 12 Pro+ 5G」としてIMEIデータベースにも登録されています。型番は、前者が「22101316G(M16)」、後者が「22101316UG(M16U)」です。型番の末尾のアルファベットが発売地域を表しており、「G」はグローバル向けを意味しています。
Xiaomiuiによれば、これらのモデルは2023年第1四半期に発表され、現時点で未発表の新型OS「MIUI 14(現時点の内部ビルド:V14.0.0.4.SMOMIXM)」を搭載しているようです。中国版は、Android 12ベースのMIUI 13をプリインストールした状態で販売されており、これは、現在分かっている情報では、中国版とグローバル版の唯一の違いです。
計画が順調に進んでいるのであれば、IMEIやFCCだけでなく、その他各国の認証機関で続々と承認されるでしょう。なお、現時点では日本での技適取得は不明です。
Redmi Note 12 Pro / Pro+の主な特徴・スペック
Redmi Note 12 ProとPro+は、ほとんどのスペックが共通ですが、主にメインカメラと充電性能が異なります。
メインカメラについては、Proが5,000万画素「IMX 766」、Pro+が2億画素「ISOCELL HPX」となっており、どちらもOIS(光学式手振れ補正)を備えています。
充電性能については、Proが67W急速充電、Pro+が120W急速充電にそれぞれ対応。探索版はPro+をベースとしており210Wの超急速充電に対応しています。
その他のスペックは大きな違いがなく、SoCはMediaTek製「Dimensity 1080」、ディスプレイは6.67型の有機ELフラットスクリーンで最大120Hzのリフレッシュレートに対応しています。
背面のメインカメラについては前述の通りですが、その他に800万画素の超広角カメラ、200万画素のマクロカメラを備えており、インカメラは1,600万画素です。
音響では、デュアルスピーカーと3.5mmイヤホンジャックを搭載し、筐体にはAGガラスの背面パネルが採用されています。
中国版の価格は、Proが1,699元(約3.4万円)、Pro+が2,099元(約4.3万円)から販売されています。グローバル版でも、中国版同様のリーズナブルな価格に期待したいところです。
Redmi Note 12 Pro / Pro+および探索版のより詳しいスペックや特徴は、以下の記事をご覧ください。
ソース:Xiaomiui