シャオミが「Xiaomi 12S Ultra」の次世代カメラのコンセプトモデルを発表しました。
このモデルは、スマートフォンにライカMシリーズのレンズモジュールを装着することができます。
その名は「Xiaomi 12S Ultra Concept」
「Xiaomi 12S Ultra Concept(概念机)」と名付けられたこのモデルは、本日突如として中国のSNS「Weibo」のシャオミ公式アカウントで発表されました。
今年7月に中国で発表されたXiaomi 12S Ultraは、カメラモジュールの左側に配置されたメインカメラに1型センサー「IMX 989」を採用し、ブレイクスルーを果たしました。
スマホカメラの常識を打ち破る巨大センサーで、高い光感度性能と大きなボケを実現。一見すると一眼のような写真が撮れるので、筆者も非常に気に入っています。
やはり1インチ。2枚目に至っては夜景モードすら使わずこれが撮れる
1インチ使うと豆粒センサーは物足りなくて無理 pic.twitter.com/0g0Eha5Ewl— やずX@スマホで写真撮りまくるブロガー (@F10Dfjtu) October 29, 2022
一方、メインカメラ以外の超広角カメラとペリスコープカメラは、1/2型「IMX 586」が採用されていました。
今回発表されたコンセプトモデルは、モジュールの中央にも1型センサーを備えているため、2つの1型センサーを搭載していることになります。また、カメラモジュールには傷の付きにくいサファイアガラスが採用されているようです。
10bitのRAW画像や動画を撮影することができるほか、ライカMシリーズのレンズモジュールを装着することで、f/1.4~f/16の可変絞りで撮影できます。
Xiaomi 12S Ultra Conceptの作例
なお、シャオミはこのモデルで撮影した作例も公開しています。以下引用します。
画像出展:Weibo
公開された作例を見る限り、スマホカメラとは思えない超高精細な画質や、非常に大きなボケが印象的です。
このコンセプトモデルが実際に発売されるかは不明ですが、スマホカメラの未来に大きく期待させられます。さらに進化と改良が進めば、スマートフォンが一眼カメラに取って代わるかもしれません。