シャオミの新型タブレット「Redmi Pad (仮称)」がグローバルでも発表される一方、「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4インチ(仮称)」は中国限定モデルとなるようです。
MIUIソースコードから解析した情報を提供する「Kacper Skrzypek(Twitter:@kacskrz」氏が伝えています。
Redmi Padはグローバル発売が準備中。一方Xiaomi Pad 5 Pro 12.4インチは中国限定
これまでの情報から、シャオミは現在4つのタブレットを開発中ないし発売直前段階にあるようです。
最近リークや各種認証の通過が相次いでいるのは、「L83」および「L81A」の型番を持つモデルで、最新のリークでは「L83」が「Redmi Pad」と伝えられています。このモデルは、FCC(アメリカ連邦通信委員会)やEEC(ユーラシア経済連合)での承認が確認されています。
▽参考
一方、「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4インチ」は、8月11日に中国で行われる新製品発表会で登場する製品の一つとして噂されています。これが「L81A」と思われ、3C(中国強制認証)を通過していることが確認されています。
▽参考(当初「L81A」が「Redmi Pad」と噂されていました)
これらについて、Kacper Skrzypek氏が新たに伝えた情報によれば、MediaTek製SoCを搭載した「Redmi」ブランドのタブレットのみがグローバルでも発売されるとのことです。
Yes, China exclusive. Only the Redmi tablet (which is another device with MTK CPU) will be available globally.
— Kacper Skrzypek 🇵🇱 (@kacskrz) August 8, 2022
また、このモデルはWi-Fiモデルのみになるとのことです。
Maybe Redmi, maybe Xiaomi, we don't know for sure. What I know is that the device isn't gonna launch globally. Only one tablet (Redmi one, yunluo - with MediaTek CPU without mobile network support) will reach global markets. https://t.co/InHnDwCzW5
— Kacper Skrzypek 🇵🇱 (@kacskrz) August 8, 2022
「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4インチ」については、その寸法は「166.2 x 266 mm(12.35インチ)」で、便宜上12.4インチとされるようです。昨年発表された「Xiaomi Pad 5 Pro(11インチ)」は中国限定モデルであり、新たなProモデルがグローバルで発売されないことは不思議な事ではありません。
「Redmi Pad」についてはグローバル版が準備されているようなので、日本発売にも期待したいと思います。
シャオミは最大4つのタブレット端末を準備中か
「Redmi Pad」および「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4インチ」を含め、シャオミは4つのタブレット端末を開発中と噂されています。
「Redmi Pad」に関しては、以前に実機とされる画像がリークされており、前述の通り「L83」として中国外で複数の認証を通過しています。また、これにより7,800mAhバッテリーを搭載していることが明らかになっています。
SoCについてはMediaTek製とのことですが、詳細は不明。安価ながら処理性能が高いチップとして評価の高い「Dimensity 8100」の搭載に期待したいところです。
「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4インチ」は、昨年中国で発売された「Xiaomi Pad 5 Pro」の大型版と思われ、3C(中国強制認証)を通過している「L81A」と思われます。「L81A」は、認証情報から最大67Wの充電に対応していることが確認されています。
その他、型番規則から「L81」「L82」も存在する可能性があります。これらのモデルが「Xiaomi Pad 6」や「Xiaomi Pad 6 Pro」、または画面サイズの異なるバリエーションとして発売されることが推測されます。
スマートフォンだけでなく、シャオミのコストパフォーマンスに優れたタブレット端末が複数登場するのであれば、より市場が活性化していくことが見込まれます。