シャオミは、次期フラッグシップの「Ultra」モデルをグローバル向けにも発売するようです。同社CEO「雷軍(Lei Jun)」氏が、中国のSNS「Weibo」で述べています。
「Xiaomi 12S Ultra」は中国限定モデルだが......
これまで、シャオミは「Mi 10 Ultra」「Mi 11 Ultra」「Xiaomi 12S Ultra」の3つのUltraモデルを発売しています。
しかし、これまでグローバル向けに発売されたのは「Mi 11 Ultra」のみで、その他の2機種は中国限定。特に最新モデル「Xiaomi 12S Ultra」がグローバルで発売されないことは、多くのファンが残念に感じていることでしょう。
今後の「Ultra」モデルの発売地域が気になるところですが、これについてシャオミCEOの雷軍氏がWeiboで次のように述べています。
※Google翻訳による直訳のため、表現が不自然な可能性があります。
同氏によれば、「次世代の『Ultra』モデルは必ずグローバル市場で販売される」とのこと。コストパフォーマンスとスペックに優れたシャオミの最上位モデルを期待していたファンには朗報です。
現在のところ、次期最上位フラッグシップとなるであろう「Xiaomi 13 Ultra(仮称)」の情報は伝わってきていませんが、今から大いに期待したいところです。
シャオミの商品展開について
シャオミの商品展開は、大きく分けて「中国」「インド」「グローバル(その他)」の3つの地域に分けられています。
この中で最も多くの商品が展開されるのが、本国である中国です。例えば、2022年では「Redmi K50」「Redmi K50 Pro」「Redmi Note 11T Pro+」等が中国限定モデルとなっています。
Redmi K50 Pro
また実質的に同じか、ほぼ同じ製品であっても、別の商品としてそれぞれの地域で発売することもよくあります。例えば「Redmi K40S(中国)= POCO F4(インド、グローバル)」がその例です。
これまでのところ中国限定に留まることが多いのは、シリーズの上位機種や、革新的技術を詰め込んだ実験的な機種「Xiaomi Mix 4」「Mi Mix Fold」等で、グローバル市場でも発売されるのは「高すぎない」「より多くのユーザーに響く」商品が多い印象です。
Mi Mix Fold
なお、シャオミの日本での商品展開は、「Redmi Note 10 JE」「Redmi Note 10T」等の日本独自モデルを除き、グローバルでの商品展開に準拠しています。
今後シャオミのフラッグシップモデルが日本で発売されるかは不明ですが、グローバルで発売される商品についてはその可能性を期待しても良いでしょう。
ソース:Weibo