シャオミは、2022年7月4日に新型フラッグシップ「Xiaomi 12S」シリーズを発表します。
同社が中国のSNS「Weibo」にて明らかにした情報によれば、同シリーズでは全機種でTSMC 4nmプロセスの「Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1」が採用されており、消費電力や温度管理が改善されているようです。
Xiaomi 12Sシリーズは消費電力が大幅改善
Samsung 4nmプロセスの「Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1」は、発熱の強さやエネルギー効率の悪さが問題視されていました。
シャオミによれば、Xiaomi 12Sシリーズでは、TSMC 4nmプロセスの「Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1」を採用することで、エネルギー効率の大幅な向上、消費電力の大幅な削減がはかられているとのことです。
具体的には、8+ Gen 1は、8 Gen 1と比較して、CPUの消費電力については33%削減、GPUの消費電力については30%削減されるとのこと。また、「Xiaomi 12S」は「Xiaomi 12」と比較して、バッテリー持続時間が15%も向上しているといいます。
Xiaomi 12Sシリーズは温度管理も優秀に?
また、シャオミはXiaomi 12Sは温度管理テストでも優れた結果を示したことを示唆しています。
同社の投稿によれば、25°の周囲温度で良好な結果が得られたとのこと。一方、夏の35°の環境では「?」としており、これらの詳細については発表会で具体的に明かされるものと思われます。
Xiaomi 12Sシリーズの新製品発表会は、2022年7月4日20時から予定されています。