シャオミは、新型プレミアム・フラッグシップ「Xiaomi 12S Ultra」が、ソニー製の新型1インチセンサー「IMX 989」を搭載すると明らかにしました。
また、IMX 989は実質的に1インチを超える性能を持つ可能性があります。
Xiaomi 12S Ultra:SONY × Leica × Xiaomi
本日、シャオミおよび同社CEO「雷軍(Lei Jun)」氏は、以下のティザー画像を中国のSNS「Weibo」にて投稿しています。
過去にシャオミが採用した最大のセンサーは「Mi 11 Ultra」のサムスン製1/1.12インチセンサー「Isocell GN2」でした。
IMX 989はそれを超えるサイズで、これによりXiaomi 12S Ultraは「AQUOS R6」や「Leitz Phone 1」に続いて、1インチのセンサーを採用するスマホとなります。

Leitz Phone 1
また、Xiaomi 12S Ultraはライカとのコラボレーションが行われているモデルであることが明らかになっています。
すなわち、Xiaomi 12S Ultraは、ソニーの新型特大センサー × ライカの監修 × シャオミの画像処理技術を組み合わせたモデルということになります。
IMX 989は、実質1インチを超える性能を持つセンサーか
雷軍氏によれば、Xiaomi 12S Ultraはトリミングを行わず1インチセンサーとしての性能を完全に発揮すると言います。
また、iPhone 13 Pro Maxと比較すると、感光面積が193%、感光容量が76.8%、カメラ速度が32.5%、起動速度が11%それぞれ上回るとのことです。

※Google翻訳による直訳のため、表現が不自然な可能性があります。
さらに、明らかとなった情報を元にカメラに詳しい「びぼぼ(Twitter:@vivonosekai_sub)」氏が計算したところ、IMX 989は約5,000万画素で、ピクセルサイズは1.6μmとなるとのことです。
面積より計算結果
50MP 1.6μmに確定これは、R6の1インチの面積116よりでかいから。
実質1インチより大きいです! https://t.co/86uRCUYWrS pic.twitter.com/o8DDXSKU5w
— サブびぼぼ@雑談・原神 (@vivonosekai_sub) June 29, 2022
これはAQUOS R6が搭載する1インチセンサーよりも面積が大きいことを示しています。すなわち、IMX 989は実質的に1インチを超える性能を持つカメラセンサーである可能性があります。
惜しみない最新技術の採用と、円安の影響で価格が心配になりますが、カメラ性能を重視するユーザーから今年最も注目を集めるモデルの一つになることは疑いの余地がないでしょう。
Xiaomi 12Sシリーズの新製品発表会は、日本時間2022年7月4日20時から予定されています。