シャオミのサブブランド「POCO」が2022年6月23日(木)19時より日本向けに新製品発表を行うことを明らかにしました。
既に技適取得が判明していたSnapdragon 8 Gen 1搭載のゲーミングスマートフォン「POCO F4 GT」を発表するものと思われます(▷参考記事)。
POCO F4 GTが発表される可能性が高い
以前よりTwitter上に存在していたアカウント「POCO Japan(@POCO_Japan)」が、以下の通り初のツイートを行い新製品発表を告知しています。
初めまして🙋 POCOです📢
いよいよ私たちは日本に初上陸します🚢気になる最初の製品とは?#POCOフラッグシップキラー
その全貌は、
6/23(木)の新製品発表にご注目ください‼️抽選でPOCO新製品を1名様に🎁
👇参加方法
1⃣@POCO_Japan をフォロー
2⃣本投稿をRT
締切:6/19(日) 23:59まで pic.twitter.com/VbJp6vYqZV— POCO Japan (@POCO_Japan) June 13, 2022
このアカウントは以前からPOCOのグローバルアカウント等からフォローされており、本物と思われます。
また、掲載されているティザー画像は、POCO F4 GTのグローバル発表時に使われていた画像と言語以外は同様のものであり、本機が発表される可能性が高いでしょう。
The biggest POCO launch of 2022 is coming!
Bringing you #TheapexofPOWER, and more!
Stay tuned for #POCOF4GT global launch event on April 26th at 20:00 GMT+8! pic.twitter.com/GkaWq6s2q5
— POCO (@POCOGlobal) April 18, 2022
なお、POCO F4 GTはグローバル版(モデルナンバー:21121210G(L10))で技適を取得しており独自仕様ではないので、日本で発売されるならキャリアフリーでの販売となるでしょう。
6月19日(日)23時59分までにPOCO Japanのアカウントをフォローし、上掲の投稿をリツイートすることで新製品が当たるとのことです。また、POCO F4 GT以外の製品も発表されるのか注目しましょう。
日本発表が噂されるPOCO F4 GTの主な特徴やスペックについては、以下をご覧ください。
POCO F4 GTの特徴
POCO F4 GTは、2月に中国で発表された「Redmi K50 Gaming Edition」のグローバルモデルです。
POCO F4 GTはOSにAndroid 12ベースの「MIUI 13 for POCO」をプリインストールし、SoCにSnapdragon 8 Gen 1を搭載。また、メモリは8GB / 12GBで、ストレージは128GB / 256GB。LPDDR5メモリ、UFS 3.1ストレージに対応しています。
さらに、独自の冷却システム「リキッドクール・テクノロジー 3.0」を採用。デュアル仕様のVC液冷は4860平方ミリメートルという超大型サイズとなっています。
これらの強力なハードウェアを備えたことで、強力なゲーム性能を発揮。人気のバトルアリーナゲーム「Mobile Legends」の120FPSモードで120分間プレイするテストで、平均119.5FPSを記録。最高温度も44.2℃に抑えられたといいます。
バッテリー容量は4,700mAhで、120W有線急速充電に対応。内部抵抗と発熱の少ないMTW多極バッテリーと、充電効率を高めるデュアル高速充電チップを組み合わせ、僅か17分で満充電が可能といいます。
さらに、ゲームをしながらの充電でも25分前後で満充電が可能とのこと。120W急速充電器に加えて、ゲーム中に充電しても手の邪魔になりにくいL字型充電ケーブルが付属します。
このバッテリーおよび充電技術は、53の安全技術を組み合わせ、テュフ・ラインランドの安全認証も取得。さらに夜間の充電最適化機能も備え、バッテリーの劣化を抑えます。
サイドフレームにはポップアップ式のLRショルダートリガーを搭載しており、画面上の任意の操作をそれぞれ割り当てることが可能。また優れた振動体験を提供する超広帯域X軸モーター「CyberEngine」も搭載します。
ディスプレイは6.67インチの有機ELストレートスクリーンで、120Hzリフレッシュレート、480Hzのタッチサンプリングレート、10bitカラー、FHD+(2400 x 1080)解像度に対応します。
また、1920HzのPWM高周波調光(従来は480Hz)に対応し、暗所でのちらつきを抑え、暗い環境でも目に優しい仕様。さらにタッチスクリーンの解像度は、従来の10倍を誇る24,000 x 10,800。タッチ解像度で、人気のFPSゲームでより正確な照準や操作が可能といいます。
その他、国際的に権威のあるディスプレイ認証「DisplayMate A+」評価を獲得。また、最高クラスの硬度を誇るGorilla Glass Victusによる保護があります。
音響は、左右対称に配置されたクアッド・スピーカーで、Dolby Atmosにも対応。トリプルマイクも備え、音声を正確に掴むことができるようです。また、カメラユニットにRGBライトを備え、着信、充電、ゲーム時等に点灯します。
通信面では5G、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2への対応だけでなく専用ゲーミングアンテナを搭載。さらにWiFiと5Gをそれぞれ2つずつ同時検出し、最適な通信に自動で切り替える「マルチリンク5」に対応し、ゲームの遅延を抑えます。
アウトカメラは6400万画素のメインカメラ(広角、SONY IMX 686)、800万画素の超広角カメラ、200万画素のマクロのトリプル構成。インカメラは2000万画素(SONY IMX 596)となっています。また、メインカメラには光によるちらつきを抑えるフリッカーセンサーが搭載されています。
寸法は縦幅162.5mm、横幅76.7mm、厚み8.5mmで重量は210gで、ツヤ消しのAGガラスの平面パネル、金属フレームを採用。
カラーバリエーションはナイトシルバー、ステルスブラック、サイバーイエローの3種類。初回販売価格は、メモリ8GB/ストレージ128GBモデルが479ドル(約6.1万円)、メモリ12GB/ストレージ256GBモデルが579ドル(約7.4万円)でした。
日本版が発売されるのであれば、その価格がいくらになるのかも注目です。当ブログでは、POCO F4 GTより先に発売された中国版「Redmi K50 Gaming Edition」をしばらく使ってレビューしているので、是非ご覧ください。