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ライカの監修を受けた「Xiaomi 12S Ultra(仮称)」と噂されるモデルが3C(中国強制認証)で承認され、認証情報から最大充電出力は67Wであることが確認できます。
中国の有名リーカー「WHYLAB」氏が伝えています。
Xiaomi 12S Proの認証情報から120W充電対応を確認
WHYLAB氏は、以下の通り中国のSNS「Weibo」で伝えています。

※Google翻訳による直訳のため、表現が不自然な可能性があります。
今回3Cの承認が確認されたと伝えられているのは、モデルナンバー「2203121C(短縮:L1)」の端末です。
「Xiaomi 12」と「Xiaomi 12 Pro」の短縮ナンバーがそれぞれ「L3」「L2」であることから、L1は最上位機種となるXiaomi 12 Ultraと噂されています。

画像出展:Weibo
この認証情報から、最大充電出力が67Wであることが確認できます。昨年中国で発表されたXiaomi 12 Proは、史上初のシングルセル120W急速充電に対応し、さらに充電管理チップ「Surge P1」を搭載したモデルでした。
これにより、Xiaomi 12 Proは4600mAhと比較的大きいバッテリーを8.2mmの薄型ボディに収めつつ、僅か18分での満充電を可能としていました。単純に考えれば、Xiaomi 12 Ultraはこれよりも充電性能で劣り、最上位機種としては不可解です。
以前、企業から直接情報を得ているともいわれる中国の有名リーカー「デジタルチャットステーション(数码闲聊站)」氏は、Xiaomi 12 Ultraは120W急速充電に対応すると伝えていました。
Xiaomi 12 Ultraは7月に中国で発表されると噂ですが、直前になってなぜこのような変更が加えられたのかは不明。ライカとのコラボレーションによりコストが増大し、コストカットが必要になったのかもしれませんが、これは筆者の想像に過ぎません。
しかしながら、Xiaomi 12 Ultraが120W急速充電に非対応であったとしても、究極の性能を持つプレミアム・フラッグシップの一角となることに疑いの余地はないでしょう。
これまでのXiaomi 12 Ultraの情報については以下をご覧ください。
Xiaomi 12 Ultraのスペック
これまでの情報によれば、Xiaomi 12 Ultraは先日シャオミが明らかにしたライカとの戦略的グローバル・パートナーシップによるチューニングが施されたモデルと噂されています。
参考▷シャオミ✕ライカのパートナーシップが公式発表!7月に噂のXiaomi 12 Ultraが登場か
背面のカメラは3眼構成で、5000万画素のメインカメラ、4800万画素の超広角カメラ、4800万画素のペリスコープカメラ(光学5倍)を搭載し、メインカメラにはソニーが新開発した1/1.1インチ大型センサー「IMX 989」を採用している可能性があります。
IMX 989は、シャオミの前プレミアム・フラッグシップ「Mi 11 Ultra」が搭載していたサムスン製「Isocell GN2」の1/1.2インチを上回るサイズで、特に夜景撮影で高い性能を発揮することが期待されます。勿論ライカとのコラボレーションで、ソフトウェアによる画像処理性能の大幅向上も期待できることでしょう。
そのほか、Xiaomi 12 UltraはTSMC 4nmプロセスのSnapdragon 8+ Gen 1を搭載する他、120HzのリフレッシュレートやLTPO 2.0に対応したE5 AMOLEDディスプレイ等を搭載すると噂されています。
Mi 11 Ultraや他社のプレミアム・フラッグシップを上回る最強スペックのスマートフォンが登場することに期待しましょう。
ソース:Weibo