「Xiaomi 12 Pro Dimensity 9000 Edition(仮称)」搭載版と噂されるモデルが、3C(中国強制認証)で承認されたようです。
中国メディア「Gizmochina」が伝えました。
3Cで承認されたモデルは67W充電に対応
今回3Cの承認が確認されたと伝えられているのは、モデルナンバー「2207122MC(短縮:L2M)」の端末です。「Xiaomi 12 Pro」の短縮ナンバーが「L2」であることから、その派生モデルの可能性が高いと言われています。

画像出展:Gizmochina
この認証情報からは67Wの急速充電に対応していることが確認できます。昨年末に中国で発表されたXiaomi 12 Proは「Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1」を搭載し、120W急速充電に対応していました。
L2Mは充電出力が下げられていることから、Xiaomi 12 Proの事実上の下位または廉価モデルとして登場することが予想されます。
また以前伝えられた情報では、L2Mのコードネームは「dauimier(ドーミエ)」で、MIUIソースコード内でMTK(=MediaTek)のコードと関連付けられているとのことでした。
そのため、L2MはXiaomi 12 ProのSoCを「MediaTel Dimensity 9000」に換装したモデルであると噂されています。
その他にもXiaomi 12シリーズには、今年後半に登場する複数のモデルが存在すると噂されています。詳細は以下をご覧ください。
Xiaomi 12シリーズのラインナップ
現在、Xiaomi 12シリーズとして発売されているのは、「Xiaomi 12 Pro(L2, zeus)」「Xiaomi 12(L3, cupid)」「Xiaomi 12X(L3A, psyche)」の3機種で、()内はそれぞれの短縮モデルナンバーとコードネームです。
このほか、以下のモデルがXiaomi 12シリーズとして準備中と伝えられています。
モデルナンバー | コードネーム | 製品名(仮称) | 地域 |
2203129G (L9) | taoyao | Xiaomi 12 Lite | グローバル |
2203121C (L1) | thor | Xiaomi 12 Ultra | 中国 |
2207122MC (L2M) | dauimier | Xiaomi 12 Pro Dimensity 9000 Edition | 中国 |
22071212AG (L12A) | plato | Xiaomi 12T | グローバル |
22081212UG (L12U) | mayfly | Xiaomi 12T Pro HyperCharge | グローバル |
22081212G (L12) | Xiaomi 12T Pro | グローバル | |
22081212R (L12) | 日本 |
※これまでの情報をもとに筆者が作成
今後これらのモデルの情報は、正式発表が近づくにつれて徐々に伝えられることでしょう。当ブログでは新たな情報が分かり次第、逐次お伝えしていきます。
また「Xiaomi 12T Pro」の日本発売が噂されています。詳細は以下の記事をご覧ください。
参考▷シャオミがXiaomi 12T Proの日本発売を計画か?Snapsragon 8 Gen 1+搭載のハイエンドモデル
ソース:Gizmochina