シャオミが、ドイツの老舗カメラメーカー「ライカ」とスマートフォン・カメラの分野での提携を発表しました。
7月にライカとのコラボモデルの発表が示唆されており、噂の「Xiaomi 12 Ultra」である可能性があります。
グローバルと中国でライカとの提携を同時発表
本日2022年5月23日、シャオミはTwitterおよび中国のSNS「Weibo」にて、ライカとの戦略的なグローバル・パートナーシップを公式に発表しました。
Xiaomi and @leica_camera have officially reached a global strategic partnership in mobile imaging.
Combining the legendary image and innovative technology, let's look forward to a new era of mobile photography in July! pic.twitter.com/GyFut9ZTlg
— Xiaomi (@Xiaomi) May 23, 2022
ライカとスマートフォンのコラボレーションは、ファーウェイとシャープの前例があり、シャオミはライカと提携する3社目のスマートフォンメーカーとなります。
同社の投稿では「伝説的なイメージング技術と革新的な技術を組み合わせる。7月のスマホ写真の新時代に期待してください!」とPRされており、7月にライカとのコラボモデルが発表されることが示唆されています。
これまでもシャオミとライカが提携していることは、多くのリーク情報で示唆されてきました。また、その提携モデルは、究極のカメラ性能が期待されるプレミアム・フラッグシップ「Xiaomi 12 Ultra(仮称)」である可能性があります。
Xiaomi 12 Ultraは、ライカ監修の複数のエフェクト機能を搭載?ソースコードから「Leica」の行が発見される
一方、現在のところIMEIデータベースやMIUIソースコード等から、中国市場向けのXiaomi 12 Ultraと思われる「2203121C」のモデルナンバー以外が発見されたという報告がありません。末尾のアルファベットは展開地域を表しており、グローバル市場向けであるならば末尾に「G」を持つ番号となります。
そのため、グローバル向けにはPRだけ行い、発売は中国のみに限られる可能性もあります。
Xiaomi 12 Ultraのこれまでの情報については以下をご覧ください。
Xiaomi 12 Ultraのスペック
これまでの情報によれば、Xiaomi 12 Ultraは背面にトリプルカメラ、その他複数の補助センサー等を搭載するモデルになると伝えられています。
トリプルカメラの構成は5000万画素のメインカメラ、4800万画素の超広角カメラ、4800万画素のペリスコープカメラ(光学5倍)を搭載し、メインカメラにはソニーが新開発した1/1.1インチ大型センサー「IMX 989」を採用している可能性があります。
IMX 989は、シャオミの前プレミアム・フラッグシップ「Mi 11 Ultra」が搭載していたサムスン製「Isocell GN2」の1/1.2インチを上回るサイズで、特に夜景撮影で高い性能を発揮することが期待されます。
勿論ライカとのコラボレーションで、ソフトウェアによる画像処理性能の大幅向上も期待できることでしょう。
そのほか、Xiaomi 12 UltraはSnapdragon 8 Gen 1+を搭載する他、120HzのリフレッシュレートやLTPO 2.0に対応したE5 AMOLEDディスプレイ、120W急速充電対応の4,900mAhの大型バッテリー等を搭載することが噂されています。
Mi 11 Ultraや他社のプレミアム・フラッグシップを上回る最強スペックのスマートフォンが登場することに期待しましょう。