先日、Xiaomi 12 Proの派生モデルが登場する可能性についてお伝えしましたが、これは「Xiaomi 12S Pro Dimensity 9000 Edition(仮称)」の可能性があります。
シャオミの非公式情報サイト「Xiaomiui」が伝えています。
IMEIデータベースで新たなモデルナンバーが発見
Xiaomiuiによれば、Xiaomi 12S Pro Dimensity 9000 Editionと思われる「2207122MC(L2M)」がIMEIデータベースから発見されたとのことです。

画像出展:Xiaomiui
これは、中国の有名リーカー「デジタルチャットステーション(数码闲聊站)」氏が、先日CMIIT(中国無線規則)の承認を得たと伝えていたモデルナンバーと同一です。
参考▷噂:Xiaomi 12シリーズに新たなモデルが追加?Xiaomi 12 Proの派生モデルの可能性あり
「L2」が「Xiaomi 12 Pro」の短縮モデルナンバーであることから、L2Mはその関連モデルである可能性は高いと思われます。
L2MはMediaTekのコードと関連付けられている
また、XiaomiuiはMIUIソースコードの解析も行い、L2MのコードネームとMediaTekのコードが関連付けられていることを発見したといいます。
これによれば、L2Mのコードネームは「dauimier(ドーミエ)」とのことです。ドーミエ(Honoré Daumier)は19世紀のフランスを代表する画家で、ゴッホにも影響を与えたと言われる人物です。

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さらに、L2MはMTK(=MediaTek)のコードと関連付けられているとのことです。

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すなわち、L2MはMediaTek製SoCを搭載するモデルであると考えられます。
これを根拠にXiaomiuiは、L2MがMediaTek製SoCとしては現状最高性能の「Dimensity 9000」を搭載するXiaomi 12S Pro Dimensity 9000 Editionと主張しています。
Xiaomiuiが明らかにした情報から、明確にDimensity 9000の搭載が示されているわけではないものの、Xiaomi 12 Proの派生モデルであればフラッグシップ機の名に恥じないDimensity 9000を搭載するのが自然でしょう。
なお、今回明らかになったモデルナンバーの最初の4桁の数字は発売予定時期を表しています。L2Mのモデルナンバーは2207で始まりますが、必ずしも2022年7月に発表されるわけではありません。
これについて、Xiaomiuiは8月の第2週に中国で発表されると予想しています。以前発見された「Xiaomi 12S」「Xiaomi 12S Pro」(いずれも仮称)も同時か近い時期に登場すると思われます。
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しかしながら、Xiaomi 12Sシリーズと思われるモデルナンバーは、いずれも中国市場向けのモデルナンバーであり、現在のところそれ以外のナンバーは見つかっていないようです。
ソース:Xiaomiui