シャオミは新たな日本向けスマートフォンを準備している可能性があります。
総務省がデータベースを更新し、モデルナンバー「22031119KR」の端末が技術基準適合証明(技適)を取得していることが明らかになりました、
2021年9月16日付けで技適を取得
総務省 電波利用ホームページによれば、「22031119KR」は2021年9月16日付けで、「(一社)タコヤキ」を通じ技適(工事設計認証番号:020-210148)を取得しています。
モデルナンバーの最初の4桁の数字はおおよその発売時期を表しており、技適を取得した昨年9月以前から発売が計画されていたことが伺えます。
また、末尾のアルファベット「R(リーベン=中国語で日本)」は日本向けにチューニングされた端末に付されるものです。
これまでに、Redmi Note 10T(22021119KR)、Xiaomi 11T Pro(2107113SR)、Mi 11 Lite 5G(M2101K9R)といったモデルは、いずれもFeliCa対応で日本で発売されました。また、Redmi Note 10TはIP68防塵防水に対応しています。
一方、Redmi Note 10 Pro(M2101K6R)、Redmi 9T(M2010J19SR)等、FeliCa・防水非対応のモデルもあるため、末尾にRが付されていても必ずしもFeliCaや防水に対応している訳ではないことに注意が必要です。
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22031119KRは「Redmi Note 10T」の関連モデル?既に放棄された計画の可能性も
既にお気づきの方がいるかもしれませんが、「22031119KR」はRedmi Note 10T(22021119KR)のナンバーとほぼ同じで、唯一4桁目の数字が「2」と「3」で異なっています。つまり、両者は発売予定時期が2022年の2月か3月かの違いしかありません。
重要なのは、それに続く4桁の数字とアルファベットで、そのうち最初の2桁はアルファベットを表す番号です。「11」は11番目のアルファベット「K」を表しており、両者の短縮ナンバーは全く同じ「K19KR」となります。
すなわち、「22031119KR」はRedmi Note 10Tとほぼ仕様が共通するモデルと思われます。
しかし、これまでシャオミは日本向け製品については技適を取得してから1~4か月程度で発売していますが、「22031119KR」は既に7か月以上経過しています。
また、Redmi Note 10Sの日本向けモデルと思われる「M2101K7BR」が技適を取得したものの、結局日本発売しなかった過去の例もあります。
そのため、「22031119KR」は仕様に若干の変更が加えられたRedmi Note 10Tのキャリアモデルか、Redmi Note 10Tとして2つの計画があり放棄された方のナンバー等と推測されます。
いずれにせよ、全く新しい日本向けモデルとして期待すると肩透かしになりそうです。