シャオミが4月26日にグローバル発表すると伝えられている「POCO F4 GT」と思われる端末の情報が、Geekbenchデータベースに掲載されました。中国メディア「Gizmochina」が伝えています。
POCO F4 GTは、今年2月に中国で発表された「Redmi K50 Gaming Edition」のグローバルモデルと見られています。
POCO F4 GTのGeekbenchスコア
POCO F4 GTと思われるモデルナンバー「21121210G」は以下の通りGeekbenchに掲載されています。Redmi K50 Gaming Editionのモデルナンバーは「21121210C」で、末尾のアルファベットは「G」がグローバル向け、「C」が中国向けを表しています。

画像出展:Geekbench
「21121210G」は、シングルコアテストで1235点、マルチコアテストで3555点と非常に高い数値を記録しています。
リストにある「Motherboard」の欄には、「Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1」SoCのコードネームとされる「taro」が記載されています。このチップセットのクロックは、ベース周波数が1.78GHz、ピーク周波数が3.00GHzとなっています。
また、このテスト結果は、Android 12 OSをインストールし12GBメモリを搭載した状態で得られているため、実際の製品でも同様の構成が販売されると思われます。
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POCO F4 GTの予想されるスペックについては、以下をご覧ください。
POCO F4 GTのスペック
スペックについては、Redmi K50 Gaming Editionとほぼ変わらないものと思われます。
上掲の情報通り、SoCはSnapdragon 8 Gen 1で、Android 12をベースとしたカスタムOS「MIUI 13 for POCO」が搭載されると思われます。
この他、FHD+解像度で最大120Hzのリフレッシュレートを持つ6.67インチの有機ELディスプレイ、背面に6,400万画素メイン(SONY IMX686)、800万画素超広角、200万画素マクロのトリプルカメラ、正面に2,000万画素インカメラ(SONY IMX596)を搭載することが予想されます。
また、120Wの急速充電に対応した4,700mAhバッテリーや、ゲーム用のポップアップ式LRショルダートリガー、大型VC冷却、専用ゲーミングアンテナ等が搭載されると思われます。

ポップアップ式LRショルダートリガー
メモリ/ストレージ構成は、8GB/128GBと12GB/256GBの2つのバリエーションになると噂されており、LPDDR5メモリとUFS 3.1ストレージ規格に対応するでしょう。
なお、Redmi K50 Gaming EditionはJBLチューニングのクアッドスピーカーを搭載していました。
- 天面
- 底面
前モデルの「Redmi K40 Gaming Edition」もJBLチューニングでしたが、そのリブランドモデルである「POCO F3 GT」ではこれが省かれていました。
そのため、POCO F4 GTでもJBLチューニングが省かれる可能性もありますが、現在のところはっきりとした情報はありません。発表の日時については、以下の記事もご覧ください。
参考▷POCO F4 GTが4月26日にグローバル発表か。噂のハイエンド・ゲーミングスマホ
ソース:Geekbench(情報元)、Gizmochina(経由)