「Xiaomi 12 Lite 5G」と噂されるモデルが、既に複数の地域で承認を得ていることが伝えられており、正式発表は秒読みの段階と見られています。
これについて、アメリカのテックメディア「GSMArena」が、主要なスペックのリーク情報を紹介しています。
Xiaomi 12 Lite 5Gの主なスペック
「Xiaomi 12 Lite 5G」は、その名の通り、昨年発売の「Mi 11 Lite 5G」および「Xiaomi 11 Lite 5G NE」の後継機種として期待されています。
しかし、以前のモデルと比較して明確なアップグレードは多くないと、GSMArenaは伝えています。
以前リークされたレンダリング画像は、Xiaomi 12とよく似たデザインであり、以前のモデルにはなかったエッジディスプレイを採用しているようです。

Xiaomiuiによる非公式コンセプトレンダリング(画像出典:Xiaomiui)
さらに、GSMArenaが参照する新たなリークによると、6.55インチでFHD+解像度のAMOLEDディスプレイのリフレッシュレートは120Hzとなり、前モデルの90Hzから強化されているとのこと。
バッテリーも大型化され、前モデルの33W急速充電に対応した4,250mAhから、67Wの急速充電に対応した4,500mAhとなっているといいます。
指紋センサーについては、側面ではなく画面内に配置され、好みが分かれる部分かもしれません。一方で、Xiaomi 12 Lite 5Gのインカメラは1,600万画素で、前モデルの2,000万画素からスペックダウンしているとのこと。また、OSはAndroid 12をベースとしたMIUI 13になると思われます。
その他のスペックについては、Xiaomi 11 Lite 5G NEとほぼ共通。SoCは「Qualcomm Snapdragon 778G」、6/8GBメモリ、128/256GBストレージ、6,400万画素のメインカメラ、800万画素の超広角カメラ、500万画素のマクロカメラを搭載しているといいます。
しかし、メインカメラにはOIS(光学式手振れ補正)が搭載されるとしており、事実なら最近のトレンドを反映した製品と言えそうです。
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Xiaomi 12 Lite 5Gは本当にOISを搭載するのか?
OISが搭載されていれば、手振れを大きく低減することができ、特に夜景写真や動画の撮影において効果を発揮します。
しかしながら、GSMArenaが参照するリーク情報についての信憑性自体が高くないものと思われます。
ソースは、インドメディア「91mobiles」に寄稿することもあるエンジニア「Yogesh Brar(Twitter @heyitsyogesh)」氏のツイートですが、同氏は「rumoured(巷の噂)」と書いています。これは、おそらく有力な情報源から得たものではなく、以前の情報や噂を寄せ集めた内容ではないでしょうか。
Xiaomi 12 Lite 5G
(rumoured)•6.55" FHD+ AMOLED, 120Hz
•Qualcomm Snapdragon 778G
•6/8GB RAM
•128/256GB storage
•Rear Cam- 64MP (OIS) + 8MP (UW) + 5MP (macro)
•Front Cam- 16MP
•4,500mAh battery, 67W charging
•Android 12, MIUI 13
•In-display Fingerprint, Hi-Res Audio— Yogesh Brar (@heyitsyogesh) April 11, 2022
OIS搭載は最近のトレンドであり、realmeやRedmiのような廉価ブランドでも採用され始めています(Redmi K50 Pro等)。そのため、Xiaomi 12 Lite 5Gも同様にOISを搭載しても不思議ではありません。
しかしながら、多くの情報をMIUIソースコードから得ていると思われるシャオミの非公式ニュースサイト「Xiaomiui」は、OISは搭載されないと以前伝えていました。
▽詳細は以下の記事を参照
そのため、少なくともXiaomiuiが発見しているXiaomi 12 Lite 5Gのソースコードに、OISについての記述はないのだと思われます。
また、他の有力なソースからOISが搭載されているという情報もないことから、OIS搭載についての情報は現段階では信憑性が低いと言わざるを得ません。
ソース(経由):GSMArena