Xiaomiのスマートウォッチや「Mi スマートバンド」シリーズといったウェアブルデバイスを管理するアプリの名称が変更されました。
「Mi Fit」が「Zepp Life」に、「Xiaomi Wear」が「Mi Fitness」にそれぞれ変更されています。
Mi Fit→Zepp Life、Xiaomi Wear→Mi Fitnessに
シャオミ関連のウェアブルデバイス管理アプリは現在3種あり、主にスマートバンド系デバイスを管理する「Mi Fit」、主にスマートウォッチ系デバイスを管理する「Xiaomi Wear」の2つに変更が加えられました。
- Mi Fit
- Xiaomi Wear
前者はバージョン「6.0.0」、後者はバージョン「3.1.3」にアップデートすることで、名称およびアイコンが以下の通り変化します。ただし、アプリのインターフェースや機能に変化は見られないようです。
- Zepp Life(旧Mi Fit)
- Mi Fitness(旧Xiaomi Wear)
なお、もう一つの管理アプリ「Zepp」には現在のところ変更が加えられていません。
非常にややこしいのですが、これらシャオミ関連のデバイス管理アプリは、それぞれ対応しているデバイスが異なります。「Zepp Life(旧Mi Fit」)」は主にスマートバンド製品と体組成計等、「Mi Fitness(旧Xiaomi Wear)」はスマートウォッチおよび一部のスマートバンド、「Zepp」は「Amazfit」ブランドの製品や体組成計等を管理するアプリです。
なお、「Zepp」を提供する「Zepp Health(旧Huami)」は、主にウェアラブルデバイスを手掛けるシャオミのパートナー企業で、「Amazfit」ブランドで知られている他、シャオミのウェアラブルデバイスも手掛けています。
複数ある管理アプリを再編?
今回の変更について、シャオミの非公式情報情報サイトの「Xiaomiui」は、「Mi Band」シリーズの管理アプリを「Zepp Life」に移行するためではないかとしています。
以前、次期スマートバンド「Xiaomi Smart Band 7」の情報が「Zepp」アプリの中から見つかっていることから、おそらくこれは事実でしょう。今後「Mi Band」シリーズは「Xiaomi Smart Band」シリーズとして展開されると思われます。
また、Amazfitブランドは独自OS「Zepp OS」を搭載するウェアラブルデバイスを展開し始めていますが、Xiaomiuiによれば「Xiaomi Smart Band 7」も「Zepp OS」を搭載しているとのことです。
そのため、今後はスマートウォッチ系デバイスを「Mi Fitness」がサポート。スマートバンド系デバイスを「Zepp Life」「Zepp」の2つ、または前者に統合してサポートしていくものと推測されます。
いずれにせよユーザーにとって重要なのは、これらのデバイスの扱いが「分わかりやすい」ものになることです。少なくとも現状は管理アプリが複数あり、初見で混乱するものになっていることは否めません。今後、これらのアプリが再編成され、より簡単で分かりやすいものになることに期待したいと思います。