シャオミのサブブランドPOCOは、「POCO F4」シリーズをまもなくグローバルおよびインド市場で発表すると噂されています。
このほどPOCO F4と思われる端末がアメリカFCC、POCO F4 Proと思われる端末がシンガポールIMDAでそれぞれ承認を受けたことが明らかになりました。インドのテックメディア「MySmartPrice」が伝えています。
POCO F4は米FCCで承認済みか
POCO F4シリーズは、POCO F4の他、F4 Pro、F4 GTの3機種の発売が予想されています。これらは中国の「Redmi K50シリーズ」のリブランドモデルで、F4がK50、F4 ProがK50 Pro、F4 GTがK50 Gaming Editionと同様のモデルと思われます。
MySmartPriceによれば、FCCの認定リストで発見されたPOCO F4と思われる端末のモデルナンバーは「22021211RG(L11R)」です。末尾のアルファベット「G」はグローバルモデルであることを表しています。
画像出展:MySmartPrice
これによれば、バッテリー容量の定格値は4,400mAhで、OSに「MIUI 13」がプリインストールされています。バッテリー容量については、定格値と標準値の2種類の表記方法がありますが、通常、シャオミは一般向けには標準値でバッテリー容量を表記します。
中国の有名リーカー「デジタルチャットステーション(数码闲聊站)」氏によれば、POCO F4と思われる端末のバッテリー標準値は4,500mAhで67Wの急速充電に対応しており、SoCは「Qualcomm Snapdragon 870」と伝えています。

※Google翻訳による直訳のため、表現が不自然な可能性があります。
また、上掲のFCC認証情報からは他にウクライナおよびEUの認証マークも確認できます。
これまでの情報によれば、POCO F4と思われる端末はインドBISの承認を受けており、またGeekbenchデータベースでも発見されていると伝えられています。なお、Geekbenchのリストによれば、OSのMIUI 13のベースとなっているのはAndroid 12で、最大12GBメモリを搭載している可能性があります。
既に述べたように、このモデルは中国のRedmi K50のリブランドモデルである可能性が高いと思われます。K50シリーズのデザインは既にRedmiによって公開されており、2022年3月17日に中国で発表会が行われます。
K50シリーズについての情報は以下の記事をご覧ください。
POCO F4 ProはシンガポールIMDAで承認済みか
またMySmartPriceは、POCO F4 Proと思われる端末がシンガポールIMDAの承認を得ていると伝えています。これによれば、モデルナンバーは「22021211G(L11)」で、POCO F4と同様に末尾のアルファベット「G」はグローバルモデルであることを表しています。

画像出展:MySmartPrice
残念ながら、このリストからスペックを確認することはできませんが、以前、この端末はシャオミの非公式コミュニティ/ニュースサイト「Xiaomiui」によって、IMEIデータベースで発見されたと伝えられています。
それによれば、POCO F4 Proはメモリ8GB + ストレージ128GB、メモリ8GB + ストレージ256GB、メモリ12GB + ストレージ256GBのバリエーションがで登場する可能性があります。
既に述べたように、このモデルは中国のRedmi K50 Proのリブランドモデルである可能性が高いと思われます。また、インドでは「Xiaomi 12X Pro」として登場する可能性があります。
これまでの情報によれば、このモデルは「MediaTek Dimensity 9000」SoC、最大1億800万画素のトリプルカメラ、120Hzのリフレッシュレート、2K解像度に対応した6.67インチのAMOLEDディスプレイを搭載。また、最大120Wの急速充電に対応している可能性があります。
以下の記事では同シリーズの情報をリストにまとめているので、是非ご覧ください。
ソース:MySmartPrice、Weibo