シャオミのサブブランドRedmiは、昨年2月にRedmi K40シリーズを中国で発表しました。
その後グローバルではK40がPOCO F3、K40 Pro+がMi 11i、インドではK40がMi 11Xとして、それぞれ展開されていますが、Redmi K40 Proは中国限定に留まりました。
シャオミの世界最大級のコミュニティである「Xiaomiui」によれば、後継のRedmi K50シリーズでは、K50 Proが中国外向けにも準備されていると言います。K50 Proは、これまでの命名規則に従うと、グローバルではPOCO F4 Pro、インドではXiaomi 12X Proになると予想されます。
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Redmi K50 ProのPOCO & XiaomiモデルがIMEIデータベースに存在
Redmi K50 Proは、以前「Ingres(アングル)」のコードネームでMIUIコードから発見されていました。このコードネームはフランスの画家「ドミニク・アングル」に由来します。
📲New devices spotted in #Mi Code. #zizhan #ingres
Ingres will be #Redmi K50 Pro
Zizhan is an unknown #Xiaomi device pic.twitter.com/GcsLDEtq8a— Xiaomiui | Xiaomi & MIUI News (@xiaomiui) September 18, 2021
Xiaomiuiによれば、アングルは3つのモデルナンバー(L11)でIMEIデータベース上に存在します。
それぞれのモデルナンバーは「22011211C」、「22011211G」、「22011211I」です。モデルナンバーの最後の文字がどの市場向けのものかを表しており、「C」が中国、「G」がグローバル、「I」がインドを意味しています。

22011211C(Redmi K50 Pro)

22011211C(POCO F4 Pro)
IMEIデータベースを見ると、「22011211C」はRedmi、「22011211G」はPOCO、「22011211I」はXiaomiのブランドに分かれていることが分かります。したがって、中国ではRedmi K50 Pro、グローバルではPOCO F4 Pro、インドではXiaomi 12X Proとして発表されると予想できます。
また、これらのモデルナンバーは「2201」で始まります。これは発表予定の年と月を表しているため、2022年1月に発表される可能性があります。
Redmi K50 Pro(POCO F4 Pro、Xiaomi 12X Pro)のスペック想定
Xiaomiuiは、Redmi K50 Pro(POCO F4 Pro、Xiaomi 12X Pro)のスペックについて次のように想定しています。
SoCには、Qualcommの次期フラッグシップチップセット「Snapdragon 8GX Gen 1」を搭載し、発熱を抑えるために液冷機構を備えます。
カメラについては、6400万画素の「Omnivision OV64B」メインカメラに加えて、超広角カメラ、マクロカメラのトリプルカメラを搭載。画面は、6.67インチ、リフレッシュレート120HzのAMOLEDディスプレイで、画面内指紋認証を備えます。

Redmi K40 Proはメインカメラに6400万画素のSONY IMX686を搭載。
なお、Redmi K50シリーズについては、シャオミ副社長でRedmiゼネラルマネージャーの卢伟冰(Lu Weibing)氏が、Weiboにてユーザーに「Redmi K50 SE」が必要かと質問を投げかけており、小型の廉価版が登場する可能性もあります。
今後、さらなる情報が出てくると思われるので、当ブログでは逐次お伝えしていきます。