Technizo Concepts作成のコンセプト画像（画像出典：LetsGoDigital）
シャオミのサブブランドRedmiの責任者であり、同社副社長である卢伟冰氏が、「Redmi Note」シリーズの新製品発表を示唆する投稿を、自身のWeiboアカウントにて行いました。
「Redmi Note 11」シリーズが近く発表されるのではないかと噂されています。
卢伟冰氏が新製品発表を示唆
卢伟冰氏のWeiboでの投稿は以下の通りです。
「今月はとても忙しい」という非常に短いコメントが書かれていますが、添付されている画像は今年5月に中国で行われた「Redmi Note 10」シリーズ発表会のもの。これにより、Redmi Noteシリーズの新製品発表が近づいていることを示唆したのではないかと憶測が広まっています。
同氏やシャオミが事前に新製品の情報を公開する場合、正式発表の少し前から情報を小出しにしていく傾向があります。そのため、今後、同氏およびRedmiブランドから徐々に情報が公開される可能性があります。
新製品は「Redmi Note 11」シリーズか
具体的な情報は公式には触れられていませんが、新製品はRedmi Note 11シリーズになるのではないかと噂されています。
Technizo Concepts作成のコンセプト画像（画像出典：LetsGoDigital）
以前、有名リーカーのデジタルチャットステーション（数码闲聊站）氏は、同シリーズは120W有線充電に対応すると伝えており、またシャオミが急速充電技術におけるリーダーシップを握るとも述べていました。
このような超高出力の充電技術への対応は、これまで「Mi 10 Ultra」「Xiaomi MIX4」「Xiaomi 11T Pro」といったハイエンド製品のみに限られてきました。同氏は、高出力の充電技術がミドルレンジ端末にも搭載されることで、シャオミが急速充電技術におけるリーダーシップを握ると予測したのではないかと考えられます。
日本でも発売予定のXiaomi 11T Pro
また、前シリーズの上位モデルRedmi Note 10 Pro（中国）は67W急速充電に対応していたので、新シリーズの上位モデルが更にパワーアップした120W急速充電を売りにすることは理に適っているとも思われます。
なお、その他のスぺックについては有力な情報がありません。サムスン製2億画素カメラや、リフレッシュレートとセンサー応答速度を向上させたAMOLEDディスプレイ、またDimensity 920（下位モデル）、Snapdragon 778G（上位モデル）チップセット等が搭載されるのではないかと噂されています。
「Redmi Note 10」について
なお、Redmi Note 10シリーズは地域によって異なるブランディングが行われており、グローバルと中国で発表されたRedmi Note 10 Proはそれぞれ全く別の端末です。
今年3月にグローバルで発表されたRedmi Note 10 Proは、1億画素カメラ、120Hz駆動のAMOLED（有機EL）ディスプレイ、Snapdragon 732Gチップセットを搭載した4G端末で、最高33Wの有線急速充電に対応していました。
Redmi Note 10 Pro（グローバル）
一方、5月に中国に発表されたRedmi Note 10 Proは、高い処理性能を持ち5Gにも対応したDimensity 1100をSoCに採用し、67W有線急速充電に対応した一方で、カメラは6400万画素、ディスプレイは液晶となっており、全く異なる製品でした。
Redmi Note 10 Pro（中国）
Redmi Note 11シリーズも、中国とその他地域で異なるブランディングが行われる可能性があります。
Redmi Note 10 Proのグローバルモデルは日本でも発売され、3万円台の格安端末ながら1億画素カメラを搭載するというインパクトで好評を得ました。
参考▷Redmi Note 10 Pro等シャオミ製スマホが今人気！Android実売TOP10に5機種がランクイン
その後継機となるRedmi Note 11 Proが日本でも発売されるのであれば、再び人気になりそうです。
