シャオミのパートナー企業「Zepp Health(ゼップヘルス)」が、新型ハイエンドスマートウォッチ「Amazfit GTR 3」および「Amazfit GTR 3 Pro」を2021年10月12日に発表しました。
また、同時に「Amazfit GTS も発表されています。詳細はコチラ。
Zepp Health(旧Huami)社は、シャオミのスマートウォッチ/スマートウェアラブル製品を手掛けており、その中でも「Amazfit(アマズフィット)」はミドルレンジ/ハイエンド向けのブランドとなっています。
この記事では、Zepp Healthの新型スマートウォッチ「Amazfit GTR 3」と「Amazfit GTR 3 Pro」のそれぞれの特徴や違いについてまとめます。
Amazfit GTR 3の特徴
ベースモデルとなるAmazfit GTR 3の主な特徴は以下の通りです。
最大21日間のロングバッテリー搭載!
Amazfit GTR 3は、一般的な日常使用で約21日間という驚異的なバッテリー持続を実現しています。
前モデルのGTR2も14日間と長めのバッテリー持続時間でしたが、更にパワーアップ。その他、ハードな使用で10日間、省電力モードで35日間持続し、またGPSも35日間連続稼働するといいます。
HD AMOLEDディスプレイ搭載。最大輝度1000nits!
Amazfit GTR 3は、非常に鮮明で見やすい円形のHD AMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載しています。
画面サイズは1.39インチと大きく、326ppiの精細な画素密度、最大1,000nitsというハイエンドスマートフォン並の驚異的な輝度を誇り、日光下でもクリアな表示を実現したといいます。
その他、画面対本体比率が66%。ボディには、航空機グレードのアルミニウム合金が使用されています。
24h常時ヘルスケア分析。ワンタップで4つの健康解析も
Amazfit GTR 3は、最先端の生体認証センサー「6PD BioTracker PPG 3.0」を搭載。重要な健康データを複数同時に、簡単かつ正確なモニタリングが可能といいます。
具体的にはワンタップで、心拍数・血中酸素レベル(SpO2)、ストレスレベル、呼吸効率が分析可能。PAI健康評価、血中酸素の24時間モニタリング、水泳中の心拍数モニタリング、ストレスレベルモニタリング、月経周期トラッキング等にも対応しています。
独自OS「Zepp OS」搭載。サードパーティ製アプリも対応
Amazfit GTR 3は、直観的操作が可能な「Zepp OS」を新たに開発し搭載。
夕暮れと夜明けにインスピレーションされた美しい配色や省電力性に優れること等が特徴で、10種類以上にミニアプリやサードパーティ製アプリにも対応します。
その他の特徴:100種類以上の常時表示対応ウォッチフェイス、Alexa搭載
その他、Amazfit GTR 3は、常時表示にも対応した100種類以上のウォッチフェイスがあり、15種類のアニメーションウォッチフェイスにも対応。さらに、150種類以上のスポーツモードや5ATM防水、Alexa音声アシスタントに対応しています。
また、衛星測位システムにはGPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSSの5種類を採用。ボディ側面には直感的なボタン操作が可能なクラシッククラウンを搭載しています。
以上のようにAmazfit GTR 3は、前モデルのGTR 2よりも更にパワーアップしたバッテリー持続時間や、美しいHD AMOLEDディスプレイが特徴のスマートウォッチとなっています。
Amazfit GTR 3の日本での価格は3万4,800円で、公式サイトやAmazon等で既に購入可能。カラーは「サンダーブラック」「ムーンライトグレー」の2種類です。
Amazfit GTR 3 Proの特徴
上位モデルとなるAmazfit GTR 3 Proの主な違いや特徴は以下の通りです。
クラシックなプレミアムデザインを採用
Amazfit GTR 3 Proは、GTR 3と比べてより高級感のあるデザインに。
ボディには航空機グレードのアルミニウム合金を採用し、フッ素ゴムのストラップを採用した「インフィニットブラック」、革ベルトを採用した「ブラウンレザー」の2種類が用意されています。
より画面の大きいULTRA HD AMOLEDディスプレイ搭載
Amazfit GTR 3 Proは、GTR 3よりも大型化した1.45インチのULTRA HD AMOLED円形ディスプレイを搭載。
最大1,000nitsの驚異的な輝度の高さははそのままに、画素密度は331ppi、画面対本体比率が70.6%と更に優れたディスプレイとなっています。
最大12日間のバッテリーライフ
一方で、Amazfit GTR 3 Proは、一般的な日常使用で12日間のバッテリー持続となっており、より大きなディスプレイを採用したためか、GTR 3ほどのバッテリー持続時間は優れていません。
その他、ハードな使用で6日間、省電力モードで30日間持続し、GPSも35日間連続稼働するといいます。
電話の受発信可能。Wi-Fiでスマホから音楽取り込み可能も
Amazfit GTR 3 Proは、スマートフォンとのBluetooth接続で、電話の受発信、音楽のコントロールが可能。ストレージも内蔵しているので、最大470曲を保存してスマートフォン無しで音楽を楽しむこともできます。
また、Wi-Fi同期によるスマートフォンからの音楽取り込みにも対応しています。
その他の特徴:150種類以上の常時表示可能ウォッチフェイス対応
Amazfit GTR 3 Proは、GTR 3の100種類よりも更に多い150種類のウォッチフェイスに対応。勿論すべてが常時表示に対応しています。
その他、気圧高度計、温度計を搭載。GTR 3と同様に、Zepp OSやAlexa音声アシスタント、5ATM防水や多様なヘルスケア、スポーツモードなどに対応しています。
以上のように、Amazfit GTR 3 Proは、更に優れたディスプレイを搭載し、よりプレミアムなデザインを採用。電話の受発信等の機能が追加されたモデルとなっています。
日本での価格は3万9,800円で、公式サイトやAmazon等で既に購入可能となっています。
Amazfit GTR 3、GTR 3 Proスペック比較表
Amazfit GTR 3と、GTR 3 Proのスペック比較表は以下の通りです。
GTR 3 | GTR 3 Pro | |
サイズ | 45.8x45.8x10.8mm | 46×46×10.7mm |
---|---|---|
重量 | 32g (ストラップなし) |
|
ボディ材質 | アルミニウム合金 | |
バンド素材 | シリコン | 革 or フッ素ゴム |
バンドの幅 | 22mm | |
防水グレード | 5ATM | |
ディスプレイ素材 | HD AMOLED | ULTRA HD AMOLED |
タッチスクリーン | 強化ガラス、指紋付着防止コーティング | |
ディスプレイサイズ | 1.39インチ | 1.45インチ |
クラスプ | クラシックピンバックル | |
解像度 | 454×454 | 480×480 |
PPI | 331ppi | 341ppi |
バッテリー容量 | 450 mAh | |
充電方法 | マグネット式充電器 | |
充電時間 | 約2時間 | |
センサー | BioTracker™ 3.0 PPG (6PD + 2LED)、 加速度センサー、 ジャイロスコープ センサー、 地磁気センサー、 環境光センサー |
BioTracker™ 3.0 PPG (6PD + 2LED)、 加速度センサー、 ジャイロスコープ センサー、 地磁気センサー、 環境光センサー、 気圧高度計、 温度計 |
接続 | Bluetooth 5.1 BLE | Bluetooth 5.1 BLE、WLAN 2.4GHz21 |
ポジショニング | GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS | |
セット内容 | スマートウォッチ (標準ストラップを含む)、 磁気式充電器、操作マニュアル |
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アプリ | Zeppアプリ ※タブレット未対応 |
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対応デバイス | Android 7.0 以上、iOS 12.0 以上 | |
カラー | サンダーブラック、 ムーンライトグレー |
インフィニットブラック、 ブラウンレザー |