Xiaomiはスマートフォンの世界シェアで世界4位の世界的企業。近年は家電にも力を入れていますが、Xiaomiの強みは他社を圧倒する鬼コスパ。「この価格でこの性能!?」と誰もが驚くような価格破壊を平然とやってのける企業です。
それでは今回ご紹介するハンディクリーナー「Mi ハンディクリーナー ミニ」はどうなのか?先行して海外版を手に入れたので、レビューしていきたいと思います。
初めに結論言ってしまうと、コスパ抜群のめちゃくちゃ使える製品になってますよ!
ジャンプできる目次
Mi ハンディクリーナー ミニの箱の中身
ホワイトカラーのシンプルなパッケージです。
セット内容
・本体
・延長ノズル
・ブラシノズル
・Type-Cケーブル
・説明書
製品の中身は上記の通り。延長ノズルがあるので、デスク周りや車の中等の狭い隙間でも活躍してくれそうなのが嬉しいポイントです。
Mi ハンディクリーナー ミニは無印良品ライクなシンプル仕様
本体デザインはホワイトを基調にしたシンプルなデザインで、まるで無印良品の製品のような・・・。ともあれ色んなところに合いそうなおしゃれな感じなのが良いですね。
底面にはType-Cの充電ポートと排気口があります。今やType-CはノートPCやスマートフォン等、色々なところで使われているので共用できて便利ですよね。なおバッテリーはリチウムイオンバッテリーなので、夏の車内などの高温環境での放置は危険です。
延長ノズルとブラシノズルが付属しているので色々な場所で使うことができます。デスク周りの掃除や家具と家具の間、車の中の狭い空間etc...。片手で持てる小型ハンディクリーナーだからこその特権です。
本体重量は約500g。延長ノズルとブラシノズルを合わせると538gですが、十分軽く扱いやすいです。500mlのペットボトル飲料とほぼ同じ重量ですからね。
Mi ハンディクリーナー ミニのスペック
スペック表
スペック | |
重量 | 500g(本体) |
サイズ | 267 × 55 × 55 mm |
モーター速度 | 88,000rpm |
吸引力 | 13,000Pa |
バッテリー容量 | 2000mAh |
定格出力 | 120W |
定格電圧 | 10.8V |
駆動時間 | 標準モード:30分 パワフルモード:9分 |
コネクタ | USB Type-C |
Mi ハンディクリーナー ミニと他社製品を比較
スペック表を見てもすごいのかどうか分かりません。なので、Amazon.co.jpで売れ筋になっていた近い価格の他社製品と重量・吸引力(Pa)・価格を比較してみました。
製品名 | 重量 | 吸引力 (Pa) | 連続使用時間 | 価格 |
Mi ハンディクリーナー ミニ | 500g | 13,000Pa | 30分 | 約5,940円(日本版市場想定価格) |
Anker Eufy HomeVac H11 | 560g | 5,500Pa | 12分 | 4,990円 |
Baseus ハンディクリーナー | 555g | 4,000Pa | 25分 | 5,399円 |
DEKOpro ハンディクリーナー | 650g | 8,000Pa | 約20分? | 5,530円 |
UENO-mono SUIRYU | 810g | 4,200Pa (?) | 22分 | 5,480円 |
MOOSOO K12 | 509g | 12,000Pa | 21分 | 6,999円 |
ご覧の通り最強です。最軽量かつ圧倒的パワー、連続使用時間も最長です。価格が一回り上なMOOSOO K12をも上回っているとか一体どうなってるんですか・・・。Xiaomi強すぎます。「スマホのシャオミ」から「家電のシャオミ」になる日も近いのかもしれません。
Mi ハンディクリーナー ミニを使って感じたデメリット
ダストボックスが小さめ
ダストボックスの容量はあまり大きくありません。なので軽い掃除には特に問題ありませんが、大掃除しようとすると小まめにゴミ捨てが必要になります。
パワフルモードの駆動時間は短い
スペックにある通り標準モードだと30分連続で駆動しますが、パワフルモードだと9分とあっという間にバッテリーを消耗するので注意してください。バッテリー残量が少なくなると、ランプが赤く点滅しパワフルモードは使えなくなります。また、充電しながらの使用はできません。
排気口からの風が結構強め
強力なモーターを搭載しているので吸引力は抜群ですが、その分排気口からの風も強めです。後部からの排出なので大きな問題ではないと思いますが、仮に落としたりして埃がある方向に向くと、一気に埃が舞い上がります。
ケースやポーチがない
ケースやポーチのような持ち運び用の道具は付属しません。必要な場合は使えそうなものを別途で購入してください。
Mi ハンディクリーナー ミニを使って感じたメリット
手が小さくても持ちやすい
筆者の手は小さい部類ですが、十分持ちやすいサイズ感で女性でも大丈夫そうです。しばらく使っていても疲れません。
操作は一つのボタンだけで簡単
操作方法はこの電源ボタンを押すだけで簡単。一回押すと「標準モード」、もう一度押すと「パワフルモード」、そしてもう一度押すと電源が切れるようになっています。複雑な操作方法だと久しぶりに使うと操作に悩んでしまいますが、これだけシンプルなら忘れていてもすぐ思い出せますよね。
なお操作中は白く点灯し、バッテリー切れが近づくと赤く点滅します。
スマホを持ち上げる吸引力
標準モードでBB弾を吸ってみました。まあこれくらいは当たり前ですよね。さらに吸引力の強さを生かす方法はないのか?筆者考えました。そして思いつきました。
そういうわけでやってみたところ、パワフルモードにすれば約200gのスマホもギリギリ持ち上げることができました。なお、一体スマホを持ち上げて何のよくに立つのか筆者には分かりません。誰か教えてください。
USB Type-Cで充電できる
充電がUSB Type-Cなのはありがたいです。スマホやノートPC用の充電機がそのまま使えてしまいます。このへんは流石スマホメーカー的な合理性と言ったところでしょうか。
ワンタップで簡単ゴミ捨て
溜まったゴミはワンタップで開けて捨てるだけのシンプル動作。なお、ロックボタンを上部にスイッチすればしっかり固定されるので、掃除中に間違って開けてしまうミスも防げます。
ダストボックス、フィルターも簡単お掃除
ダストボックスは本体内部のツメにひっかけて回すタイプ。簡単に着脱が可能です。
ダストボックスとフィルターは三分割でき、組み立て・分解は「押す」「引く」「回す」のいずれかで非常に簡単です。
ダストボックスのお手入れは、分解してそのまま水で洗い流すだけ。面倒くさがりな筆者にはありがたいです。
"Mi ハンディクリーナー ミニ"レビューまとめ:高性能なのにめっちゃ安い
Mi ハンディクリーナーミニ のレビューをお届けしました。
500gとペットボトル飲料程度の軽さで、13,000Paの圧倒的パワー、バッテリー持ちも良しの高性能なハンディクリーナーとなっており、価格もお値打ちという「コスパのXiaomi」らしい素晴らしい製品です。
デスク周りや車内の掃除、また部屋の軽い掃除にも活躍するMi ハンディクリーナー ミニ。手ごろで性能の高いハンディクリーナーをお求めの方にはベストバイです!