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Xiaomi 13T / 13T Proがグローバル発表!スペック・特徴・価格まとめ

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2023年9月26日、シャオミは新型ハイエンド・スマートフォン「Xiaomi 13T」および「Xiaomi 13T Pro」をグローバル向けに発表しました。

この記事では、Xiaomi 13T Pro および Xiaomi 13Tの主な特徴やスペック、価格などの情報をまとめています。

Xiaomi 13T / 13T Proの主な特徴と違い

両機種の主な違いは、SoCと充電性能などです。

SoC、パフォーマンス

上位機種となるXiaomi 13T Proは、SoCにメディアテック製「Dimenstiy 9200+」を採用し、5000mm² の大型VC液冷を搭載しています。処理能力を向上させる内蔵の「Arm Immortalis-G715 GPU」は、画像処理を向上させるために特別に設計されており、ゲームプレイで優れたパフォーマンスを発揮できるとのことです。

一方、Xiaomi 13Tはメディアテック製「Dimenstiy 8200-Ultra」を搭載。Dimenstiy 9200+には劣るものの、4nmプロセスによる製造のため、こちらも高い性能を持つチップセットです。また、Xiaomi 13T Proと同様に5000mm² の大型VC液冷を搭載しています。

バッテリー容量についてはどちらも5000mAhですが、充電出力はXiaomi 13T Proが120W、Xiaomi 13Tが67W。Xiaomi 13T Proに関しては、優れたバッテリー持続を実現する「Surge G1」チップ、安全で高速な急速充電を実現する「Surge P1」チップも備えています。

容量構成は以下の通りです。

Xiaomi 13TXiaomi 13T Pro
8GBメモリ+256GBストレージ
12GBメモリ+256GBストレージ
LPDDR5+UFS 3.1
12GBメモリ+256GBストレージ
12GBメモリ+512GBストレージ
16GBメモリ+1TBストレージ
LPDDR5X+UFS 4.0

OSはAndroid 13ベースの「MIUI 14」をプリインストールしています。

ディスプレイ

画面は、6.67インチのCrystalRes AMOLEDディスプレイで、最大144Hzと非常に高いリフレッシュレートに対応。解像度も1.5K(2712×1220)と非常に高くなっています。

さらに、ピーク輝度は2600nitsと極めて高く、暗所での画面のちらつきを強力に抑える2880Hz高周波PWM調光も対応。その他、480Hzのタッチサンプリングレート、100% DCI-P3の広色域、12bitカラー(687億色)に対応しています。

カメラ

アウトカメラは、5000万画素のメインカメラ(1/1.28型, f/1.9)に加えて、5000万画素望遠カメラ(f/1.9)、1200万画素超広角カメラ(f/2.2)のトリプル構成。どちらの機種もドイツの老舗カメラメーカー「Leica(ライカ)」の監修を受けています。

メインカメラ(24mm)については、ソニー製「IMX 707」センサーを搭載。多層ALDコーティングを施した7層のライカ・ズミクロンレンズや、OIS(光学式手振れ補正)も備えています。

その他、インカメラは2,000万画素(IMX 596)で、メインカメラからサブカメラまでTシリーズ史上最も優れたハードウェア構成となっています。

写真撮影では、ライカ独自の撮影モード「Leica Authentic」と「Leica Vibrant」の2種類が使用可能。照明条件や撮影環境に応じて画像を自動的に調整し、ライカならではのクオリティと個性が楽しめます。

また、シャオミ独自の撮影アルゴリズム「Xiaomi Imaging Engine」も備えており、高速のスナップと画像処理など優れた撮影体験を提供します。

動画撮影では、Xiaomi 13T Proは10bit LOGを使用してより広い色空間で動画撮影が可能で、8K画質が使用可能です(Xiaomi 13Tは4K)。

その他のスペック・寸法など

その他、デュアルスピーカーを搭載しており、Dolby AtmosやNFCに対応。画面内指紋認証センサーやX軸振動モーターも搭載しています。

そして、防塵防水性能はなんとIP68。2桁の数字は前が防塵、後が防水性能を表しており、一般的なスマートフォンとしては防塵・防水ともに最高レベル。粉塵の侵入が完全に防護され、浸水にも耐えられる仕様となっています。

また、どちらも4年間のAndroid OSアップデート、5年間のセキュリティアップデートにそれぞれ対応しています。

Xiaomi 13T / 13T Proのバリエーションと価格

カラーはメドウグリーン、ブラック、アルパインブルーの3色。アルパインブルーは「Xiaomi BioComfort」ヴィーガンレザー、その他の2色はガラスの背面パネルを採用しており、高級感ある雰囲気をまとっています。

寸法および重量は以下の通りです。

Xiaomi 13TXiaomi 13T Pro
寸法メドウグリーン、ブラック
162.2mm x 75.7mm x 8.49mm
アルパインブルー
162.2mm x 75.7mm x 8.62mm
重量メドウグリーン、ブラック
197g
アルパインブルー
193g
メドウグリーン、ブラック
206g
アルパインブルー
200g

価格は、Xiaomi 13Tが8GBメモリ+256GBストレージで649ユーロ(約10万円)から。Xiaomi 13T Proが12GBメモリ+256GBストレージで799ユーロ(約12万円)からです。ただし、ヨーロッパでは比較的高いVAT(付加価値税)のため、他地域よりも高い傾向がある事にご注意ください。

Xiaomi 13Tシリーズは非常に高いパフォーマンス性能に加えて、ライカ監修のトリプルカメラを搭載。さらにIP68防塵防水にも対応しており、廉価ハイエンドのイメージを覆し、フラッグシップ感のあるシリーズとなっています。

グローバル発表の翌日にあたる2023年9月27日には、シャオミ・ジャパンが大型の新製品発表会を行うとのことで、Xiaomi 13Tシリーズも発表されるのかに注目です。

なお、AliExpressにてグローバル版のプレセール中ですが日本には配送不可。

......なのですが、実は非ライカ版のXiaomi 13Tもあり、こちらは日本へ配送可能。価格は、クーポンを使用して449ドル(約6.7万円)からとなっています。

なお、AliExpressのセールは途中で内容が変更になる場合があるので、購入時に最終価格を確認してください。

Xiaomi 13T Non Leica - AliExpress

Xiaomi 13T / 13T Proのスペック

Xiaomi 13T および Xiaomi 13T Proのスペックは以下をご確認ください。

 Xiaomi 13TXiaomi 13T Pro
OSMIUI 14
SoCDimensity 8200-UltraDimensity 9200+
冷却5000mm² VC液冷
メモリ8GB / 12GB,
LPDDR5
12GB /16 GB,
LPDDR5X
容量256GB,
UFS 3.1
256GB / 512GB /1TB,
UFS 4.0
画面 6.67インチ, 1.5K (2880x1800),
CrystalRes AMOLED,
リフレッシュレート 144Hz,
タッチサンプリングレート 480Hz,
ピーク輝度 2600nits,
12bit, HDR 10+, Dolby Vision,
2880Hz PWM調光
アウトカメラ
メイン:5000万画素+OIS
望遠 (x2) :5000万画素
超広角:1200万画素
インカメラ
2000万画素
電池5,000mAh,
67W急速充電
5,000mAh,
120W急速充電
音響デュアルスピーカー
Dolby Atmos, Hi-Res
生体認証画面内指紋 / 顔
防塵防水IP68
4GLTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12
/13/17/18/19/20/26/28/32/66
LTE TDD: B38/40/41
LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13
/17/18/19/20/25/26/28/32/66
LTE TDD: B38/39/40/41/42/48
5Gn1/3/5/7/8/20/28
/38/40/41/66/77/78
n1/3/5/7/8/20/28/38
/40/41/66/75/77/78
その他Wi-Fi 6, Bluetooth 5.4, NFC,
IRブラスター、X軸振動モーター
Wi-Fi 7, Bluetooth 5.4, NFC,
IRブラスター、X軸振動モーター
寸法メドウグリーン、ブラック
162.2mm x 75.7mm x 8.49mm
アルパインブルー
162.2mm x 75.7mm x 8.62mm 
重量メドウグリーン、ブラック
197g
アルパインブルー
193g
メドウグリーン、ブラック
206g
アルパインブルー
200g
本体色メドウグリーン, ブラック,
アルパインブルー
価格
(日本円換算)
649ユーロ~799ユーロ~

ソース:Xiaomi

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やずX

Xiaomiモノづくり研究所研究員(2022年〜)で、スマホの専門家。スマホを実際に使って評価しています。ニュース記事は、信頼性の高いソースを元に独自の視点を加えて書いています。 ↓X(Twitter)でも情報発信中!

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