最も重いと言われる3Dゲーム「原神」が快適にプレイできると噂のスマホ「Xiaomi 12T Pro」で、実際にパフォーマンスをチェックしてみました。
最初に結論を書いておくと、Xiaomi 12T Proでの原神プレイは快適です。原神プレイヤーでスマホ選びに悩んでいる方はぜひご覧ください。
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ベンチマークスコアは105万点以上
まずは、よく知られるベンチマークアプリ「AnTuTu(Ver.9)」を使ってXiaomi 12T Proの処理性能を測ってみました。
▽ベンチマークスコア
3回連続で行ったところ、いずれも105万点前後という高いスコアを記録しました。3回連続で行っても105万点付近をキープしていることから、安定性も優れていることが伺えます。
それもそのはず。処理性能と省エネ性いずれも優秀とされるSoC「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載し、メモリ / ストレージ規格もLPDDR5 / UFS3.1も高性能。さらに3725mm²の大型VC(ベイパーチェンバー)冷却システムも備えており、少なくともハードウェアはかなり優秀な部類です。
▽最高性能を発揮するためにはパフォーマンスモードに!
なお、Xiaomi 12T Proは通常時SoCの性能を制限しているため、ゲームやベンチマークで最高性能を発揮するためには、コントロールセンターまたはバッテリー設定から「パフォーマンスモード」に変更する必要があります。
原神で動作チェック!結果は......
しかしながらベンチマークはあくまで目安。また優れたハードウェアを搭載しているかといって、必ず原神が快適に動く訳ではありません。原神への最適化も重要になります。
というわけで、Xiaomi 12T Proで実際に原神の動作を確認してみましょう。検証ツールとして「TakoStats」を使用します。

最高画質+最大60FPSに設定
ゲーム側は最高画質+最大60FPS、スマホ側はパフォーマンスモードにそれぞれ設定して、比較的動作の軽いフィールド「モンド」と、重めな「スメール」で検証しました。それぞれ約30分間のマラソン(+敵と遭遇すれば戦闘)を行っています。
モンド:高いFPSを維持。非常に快適なゲームプレイが可能

モンドにて。派手なエフェクト発生時も高いFPSを維持
- 平均56.185FPS
- バッテリー温度は45°程度にとどまった
モンドでの30分間のプレイでは、平均フレームレート56.185FPSという非常に安定した数値を記録しました。バッテリー温度も45°程度に留まっています。
元素爆発などの派手なエフェクトやアニメーションが発生してもFPS低下は最小限。非常に快適なプレイが可能でした。
スメール:時折FPSが低下。それでも平均は50FPS以上を保つ

スメールにて元素スキル使用。40.6FPSまで低下している。
- 平均50.810FPS
- バッテリー温度は45°程度にとどまった
一方、スメールでの30分間のプレイでは、平均フレームレート50.810FPSと若干劣る結果に。とは言え50FPS台を保っているのは非常に優秀な部類で、バッテリー温度も45°程度に留まっています。
ただし、派手なエフェクト発生時はモンドよりもFPSの低下は大きめ。一時的に30~40FPSあたりまで低下することがたびたび見られましたが、イラッとする程の極端なカクつきはありませんでした。
まとめ:Xiaomi 12T Proの原神プレイは非常に快適
以上、Xiaomi 12T Proの原神のパフォーマンスチェックでした。全体的には非常に優れており、原神ほか高負荷のゲームをプレイしたい方に向いたスマートフォンと言えるでしょう。

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